| 韓国:現代車非正規集中ストで懲戒委粉砕 | |
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現代車非正規労組、集中ストライキで懲戒委を粉砕する「非正規職労組弾圧は、 闘争で突破する」 蔚山労働ニュース www.nodongnews.or.kr / 2006年08月31日10時42分 現代車非正規職労組への現代車と業者の弾圧が強まる中、現代車非正規職労組 は8月30日に7時間の第2工場集中ストライキを行い、第2工場の懲戒委を留保さ せた。 現代車非正規職労組は25日の共同全面ストライキをはじめ、8月16日からのス トライキと同時に代替人材阻止闘争を行い、生産への実質的な打撃に成功して きた。こうした非正規職労組のストライキ闘争が強まり、現代車使用側と各業 者は本格的な弾圧をかけている。
現代車使用側、非正規職・正規職組合員を大量に告訴・告発 8月25日のストライキでは管理者の暴力で9人の非正規職労組組合員が病院に運 ばれるという事件が起きた。また第3工場を筆頭に始まった各事業部のほとん どのストライキに対し、現代車側は6月13日から8月23日までに非正規職労組の 組合員61人を告訴・告発した。現代車非正規職労組のパクヒョンジェ委員長を はじめ、ほとんどの労組幹部が5〜6件程度告訴・告発されている。これと共に 現代車側はチェテソン現代車労組第2工場事業部代表をはじめ、3人の正規職活 動家も告訴・告発した。 これに対して非正規職労組は「争議権を確保している合法ストライキに代替人 材を投入する現代車側の行為が不法だ。現代車側の告訴・告発のほとんどは、 不法代替人材を阻止する過程で起きた。現在、現代車使用側の不法代替人材投 入を告訴・告発し、労働部に各種の文書を送っている。だが弾圧を突破できる のは、現場での粘り強い闘争しかない」という立場だ。
懲戒委をはじめとする弾圧行為には、報復ストライキで対応 現代車使用側の告訴・告発と共に、各企業も懲戒委で非正規職労組組合員を弾 圧している。第3工場塗装部組合員の代替人材闘争で非正規職労組のチョジェ ヒョン現場委員に減給などの懲戒をし、抗議訪問のときにGMS所長が組合員を 押し退けて、病院に運ばれた。非正規職労組はこれについて、29日の第3工場 塗装部報復ストライキで対応した。 第2工場では、組合員が集中しているヨン企業で組合員4人が懲戒委に回付され た。29日の懲戒委は抗議訪問により失敗したが、争議権の無力化のために廃業 するという説得力のあるうわさが広まっている。すでに第3、4、5工場の第2・ 第3次業者であるケリム産業は8月31日に廃業が予告されており、非正規職労組 を脱退しなければ再入社不可という立場を表明している。しかし、弾圧が続く 中、非正規職労組のストライキ隊伍は動揺なく維持されている。 非正規職労組は第2工場のヨン企業の懲戒委は組合員懲戒と業者廃業といった 本格的なストライキ破壊工作の始まりと判断し、30日に第2工場集中ストライ キを決めた。午前8時からの代替人材闘争は、第1、3、4、シート事業部の組合 員が参加して激しく行われた。シート事業部は、昼・夜間組合員がすべて集結、 組織力を誇示した。だが、この過程で3人の組合員が病院に運ばれ、ある組合 員は頭部の負傷と腰の状態が深刻だという。 第2工場集中ストライキは午後4時まで行われ、この日のストライキでヨン企業 は当分懲戒委を開かないといっている。現代車非正規職労組は「昼間組ストラ イキ隊伍が集結し、成功的に第2工場のラインを止めたことで、ヨン企業の懲 戒委を中断させた。だが、懲戒委などの威嚇が残っており、最終目標は臨時団 体協約の締結なので、今日の成果では満足できない。各種の弾圧を突破して独 自団交の成果を上げる闘争が重要だ」と述べた。(チョンムンギョ記者)
翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2006-09-03 09:29:58 / Last modified on 2006-09-03 09:29:58 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | |