コスコム非正規職「直接雇用」に暫定合意

「調印式をしよう」組合員など百余人がハンストに突入

▲写真/キム・ヨンウク記者

コスコム労使が暫定合意案をめぐり、終盤の苦しみを味わっている。

400日を越えるストライキの末、11月7日に交渉を始めたコスコム(株)と証券労 組コスコム非正規支部は、組合員全員の直接雇用に合意し、12月16日に調印式 をすることにしていた。

暫定合意案には、コスコム非正規支部組合員全員(76人)に対して無条件に「別 途職群」による直接雇用、民事刑事上の訴訟取り下げなどの内容が入った。 また、事務金融連盟と証券労組は非正規職問題解決を決断したコスコム(株)と 証券先物取引所を社会的責任を全うした企業と認め、今後は会社の発展と 雇用の安定に努めることにした。

しかし16日午後1時30分、労働部南部支庁で開く予定だった最終調印式は会社が 突然参加しなかったことで失敗に終わった。労組は「使用者側が信頼を破った」 とし、12月17日午前10時から証券取引所前で集団ハンストを始めた。

コスコム非正規支部組合員全員、証券労組傘下支部前支部長、事務金融連盟コ スコム対策委全員など、ハンストを始めた百余人は「今回が最後という覚悟」 とし、暫定合意案の早急な調印を会社に要求している。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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