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「始める時から負けるとは思わなかった」

大宇センタービル老労働者たちの勝利報告大会

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年02月02日14時49分

「闘争で結んだ約束」

86日間にわたる大宇センタービルで働く労働者の戦いに勝利した。

31日、ソウル京仁地域公共サービス労組事務室で開かれた闘争勝利報告大会は、 勝った老いた労働者たちの笑い声であふれていた。色とりどりの風船には「楽 しい世の中だ」、「闘争で結んだ約束、同志といつまでも」、「現場でも闘お う」といった組合員たちの声が書かれ、雰囲気を盛り上げた。久しぶりに見る 労働者たちの笑いだ。

60余人の労働者を追い出すために2900余人の用役警備を雇用した大宇センター

大宇センタービルで清掃をし、施設を管理し、保安の責任を持っていた労働者 たちは、数十年間働いていた現場から一日で追い出される危機に直面していた。 最低賃金にも至らない低賃金に苦しんでいた老いた労働者たちは明け方の5時 には職場で最善を尽くして働いた。しかし彼らに返ってきたのは罵声と人間以 下の取り扱いだった。それで労働者たちは労働組合を作った。簡単なことのよ うだが、彼らにとって人間らしく暮す道は、雇用をかけ、命をかけて戦うこと でしか得られなかった。

しかし元請使用者である大宇建設にとって労組はただ悩みの種でしかなかった。 大宇建設の耳には低賃金長時間労働に苦しむ労働者の声は聞こえなかったのだ。 それで大宇建設は60人ほどの労働者が作った労組をなくすためにあの有名なキ ム・アンド・チャン・ローファーム」まで動員し、労組を破壊を計画した。そ れが「dw project」だった。そしてこのプロジェクトによって昨年11月24日、 労組に加入した労働者全員を契約解除して雇用から追い出した。

大宇建設が作成したdw project

しかし労働者たちは勝利した

しかし労働者たちは勝利した。大宇建設は60人あまりの労働者を追い出すため に約2900人の用役警備を動員したが、労働者たちは勝利した。ロビーにあった テントが壊され、建物の前にまた張ったテントも壊され、用役警備に暴行され、 警察署に連行され、6億ウォンという損害賠償も請求されたが、労働者たちは 勝利した。

1月25日、大宇センター労働者たちは△一括雇用、△労組活動保障、△免責合 意を主な内容とする合意書に印鑑をおした。そして労働者たちは2月2日、また 職場に帰ってきた。

「大宇建設非正規労働者生存権および元請使用者性争奪闘争委員会(大闘委)」 という長い名前の組織を率いたク・グォンソ大闘委委員長は「86日間の闘争が 走馬灯のように過ぎ去り、万感の思いだ」とし「共に戦った同志がとてもも誇 らしく、尊敬する」と所感を明らかにした。ク・グォンソ委員長は87年6月、 29歳、青い夢を抱いて大宇センターで仕事を始めた労働者でもある。ク・グォ ンソ委員長は「現場に復帰しても大闘委の成果を大宇センター分会が堅実に受 け継ぎ、現場組織を強化して新しい闘争で新しい希望を作るよう希望する」と 伝えた。そして連帯した連帯単位にも感謝の気持ちを伝えた。

「今になって分かった。労働者たちが戦うことは正当だということを」

何といっても勝利の主役は、契約解除という厳しい通知を受けても朝5時には 座り込みテントにきて同志と共に食事の仕度をし、朝になれば鉢巻きを巻いて 冷たい地面に座ることを厭わない労働者たちだった。闘争1ヶ月、初雪の中で もクォン・オクプン組合員はまだその場を守っていた。

クォン・オクプン組合員

クォン・オクプン組合員は「始めた時から負けるとは一度も思わなかった」 と笑った。

「夜明けに外注チンピラがおそってきてテントを壊し、私を投げ飛ばしたのは、 とても恐ろしかった」。クォン・オクプン組合員は12月7日の明け方に雇われ ガードマンが大宇センタービルのロビーにあったテントにおそいかかり、外に 追い出された記憶を思い出した。クォン・オクプン組合員は協約書に押印した 日、万歳三唱をしたと言う。あまりにもうれしくて、ロビーの真中で万歳三唱 をしたといった。すると使用側が雇ったガードマンたちも「おばさん最高」と 指を上にあげたのだと言う。

「今になって分かったよ。労働者たちが戦うのは他人のことではないというこ とを。あまりにも正当な戦いだから。また職場に帰っても傲慢に振り舞わず、 むしろ非組合員をかばっていっしょに労組をしようと話したい。イネも熟せば 首を垂れるというじゃないの。最近の人は稲の株をコメの木と言うんだって (笑い)? 一緒に戻ってきたんだから、もっとがんばって闘って、もっと労組 を強くしなくちゃ。仕事もがんばる」。

クォン・オクプン組合員と楽しそうにビールの杯をあわせた。

大闘委は今、ソウル京仁地域公共サービス労組大宇センター分会と組織名を変 えて、また戦いを準備している。今の彼らの目標は正規職化だという。今年、 66歳になるあるおばあさん労働者は「私がどれだけ働けるかわからないが、最 後まで労組とともに戦う」と話した。老いた労働者たちの勝利にもう一度拍手 を送る。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-02-04 11:59:44 / Last modified on 2007-02-04 11:59:44 Copyright: Default

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