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「金属労働者15万が単一産別労組に行く」

今日金属産別完成代議員大会開催、 組織体系長時間議論予想

チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2006年11月23日14時46分

民主労総全国金属産業連盟産別転換労組の約10万人と全国金属労働組合約4万 人が今日(23日)午後2時に金属産別完成代議員大会を開き、単一産別労組を発 足させる。金属連盟と金属労組は23日の午前10時30分に民主労総で記者会見を 開いてこれを発表し「金属労働者の団結と闘争で15万の金属労組を発足させる」 と宣言した。

金属連盟は6月30日に連盟傘下の労組すべてが同時産別転換総会を開催して、 現代自動車労組をはじめとする34の労組10万3361人が金属労組に転換した。こ れまでの金属労組171の支会の41,131人がこの日の代議員大会で規約を改正す れば、14万4492人の国内最大の単一産別労組が完成する。

代議員大会には金属の組合員が直接選出した約720人の代議員が参加する予定 で、この日の規約改正と指導部選出に関する案件を議決すれば、規約に基づき、 2007年1月31日から2月2日まで約15万の全組合員が産別労組指導部を直接選出 することになる。また金属連盟は12月20日に定期代議員大会を開催し、解散決 議と清算手続きに入る計画だ。

金属連盟のチョン・ジェファン委員長と金属労組のキム・チャンハン委員長は、 この日の記者会見で△非正規労働者と正規労働者差別を克服し、同一労働同一 賃金に基づく交渉と闘争で、労働二極化を克服する、△身分保障基金を非正規 零細労働者に拡大適用する、△社会公共性強化の先頭に立つことを宣言し、 「産別労組時代で労使関係を再編し、社会的に疎外される労働者に対する 責任を全うする」と明らかにした。

政府と資本に対しても「労働者の自主的な労働基本権を認め、産別労組時代に 合わせて自ら労使関係変化の道を踏み出すことを望む」と要求した。

組織編成で三案を上程、論戦が予想

一方、完成産別労組を発足させるために7月から10回にわたり、産別完成大隊 準備委員会が会議を行って激論を繰り広げたが、組織体系に関する単一案の提 出に失敗、結局三つの案が上程された。

一番の案は「地域支部と一時的企業支部に編成」しようという案で、労組の骨 格体系を地域支部と2009年9月までの一時的企業支部で編成する内容だ。すぐ 転換するのが難しい大工場の労組を意識した案で、猶予期間をおいて順次地域 支部に再編するという構想だが、企業支部が固定化する可能性が大きいという 憂慮が存在する。

2番目の案は「一時的な企業支部を作らず、すぐに地域支部で組織を編成」す る案で、3番目の案は「一時的な企業支部が解消するまで広域地域本部を設置」 しようという案だ。産別完成大会準備委が終盤まで調整を繰り返したが、結局 組織編成に関する3つの案が提出されることになり、さらに現場で発議した別 の内容の案があるため、代議員大会には相当な時間が必要になる展望だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-11-23 17:13:55 / Last modified on 2006-11-23 17:13:56 Copyright: Default

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