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G20首脳、お前らが責任を取れ

G20首脳の責任を問う金融投機資本被害者の会発足

キム・ドヨン記者 2010.10.26 17:40

金融投機資本の被害が労働者、民衆にそっくり戻ることを証明する『G20首脳 の責任を問う金融投機資本被害者の会』ができた。

10月25日、『G20首脳の責任を問う金融投機資本被害者の会』はプレスセンター で発足記者会見を開き、「この10数年間、韓国社会が味わった金融投機資本被 害事実を被害者、当事者の声で韓国社会と全世界に直接知らせる」と会結成の 背景を説明した。

彼らは「IMF外国為替危機の後、敵対的買収合併の活性化と無限の金融自由化な どで、韓国に満ち潮のように入ってきた金融投機資本が短期間に高収益をあげ る経営に没頭」し、その結果「主要事業場では主要産業の設備売却と技術流出、 整理解雇と非正規職が量産された」と主張した。

また「金融投機資本が有償減資、高配当、産業設備売却などの方法であげた収 益を本国に引き出し、また巨大なグローバル投機資金になって経済危機を加速 した」と指摘した。

こうした『食い逃げ資本』により、労働者が構造調整されたり企業が廃業され た代表的な事例も記者会見場で共有された。

金属労組のファン・インソク双竜自動車支部長は「双竜自動車は『食い逃げ資本』 の代表的事例」と話した。

ファン支部長は「金融投機資本は利益をあげることだけに血眼になり、雇用、 生産は増やさず、適当に必要なものだけをくすねて逃げる」とし「2009年上海 資本により構造調整が行われた後、3000人の整理解雇、94人の拘束、9人の労働 者と家族が命を失い、まだ多くの労働者が各種の罰金、損賠仮差押さえで大変な 苦痛を受けている」と伝えた。

SC第一銀行労組のキム・ジェユル支部長は「超国籍資本によってもたらされた 代表的な被害機関で、国内経済の加害者と言えるのが第一銀行」とし、金融 資本規制を強く要求した。

彼は「産業ファンドだけが投機資本ではなく、銀行資本も投機的な態度を取っ たことがSCBで証明された」とし「国内であげた収益がどれほど国内に再投資さ れているのか、どんな経路で国外に流出しているのか、何の規制もないので金 融監督院も規制できないという。金融規制強化についてはG20でもしっかり議論 し、政府も具体的な方案を用意しろ」と主張した。

彼らは11月4日、国家人権委員会で金融投機資本被害者証言大会を開き、さらに 具体的な被害事例を共有する計画だ。

G20首脳会議の当日には会談場を直接訪問し、該当国家の首脳に責任を認めさせ、 謝罪、加害金融投機資本の処罰を要求する予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-10-28 01:49:14 / Last modified on 2010-10-28 01:49:15 Copyright: Default

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