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魔女狩りをしているのは誰か?

[コラム]すべてのキャンドルは8月5日を待っている

ソン・ミア(江原大)/ 2008年08月05日10時59分

韓国「BSE」関連トピック

MBCのPD手帳の狂牛病関連報道をめぐり、政府と朝鮮・中央・東亜の魔女狩りは 幅広い。7月30日から8月1日まで、朝鮮・中央・東亜に全面、または2面以上を 飾り、BSE関連報道は歪曲されていると書きまくった。魔女狩りの始まりは、農 林水産食品部が法院と検察を通じた、非常に「適法な(?)」手順を踏んで行なわ れたが、まさに「魔女」だと言って暴れまわる朝鮮・中央・東亜を見よ。果た して魔女狩りをしているのは誰か? 果たして誰が魔女なのか?

MBCのPD手帳は称賛されて当然だ。

仮にMBCのPD手帳が一部で誇張報道をしたとしよう。しかしそれは大きな問題に はならない。科学的真実は変化発展し続けるのだ。私たちが客観的な世界を見 る認識の範囲が拡大するほどに、私たちが認識できる世界は真実に近づく。 MBCのPD手帳が犯した例の「歪曲報道(!)」は、ささいな枝葉での誤りはあった としても、科学的真実の巨大な水の流れをかき乱したのではなかった。英国民 が1986年にBSE感染牛を発見し、1996年人間狂牛病患者が発生するまで、英国保 守党政府の欺瞞と偽りの中で10年間「狂牛病に対する無知」の中で過ごしたこ とを思い出せば、MBCのPD手帳は国民にBSE危険物質が持たらす弊害への警戒を 呼び起こした。これは学者にもできないことをしたという側面から見ても、 称賛されて当然だ。

魔女狩りをしている朝鮮・中央・東亜、これは新聞ではない。

魔女狩りをしている法院と検察の報道担当者になって暴れ回る姿を見せる朝鮮・ 中央・東亜は、もはや新聞としての本質を喪失した。それは魔女狩りをする朝 鮮・中央・東亜の言論暴力だけにあるのではない。すでに魔女狩りに血眼にな り、偽りを暴露するという者たちが偽りをいっている。彼らの偽りを見よう。

中央日報は7月30日第1面で専門家の口を借りて「このような少量では(0.1g)牛 と違う種の人間が狂牛病にかかる危険は殆どない」と主張している。これは事 実ではない。狂牛病の原因物質の変形したプリオン(Prion)は、狂牛病にかかっ た牛の肉や内臓、骨など全てに自分の蛋白質として存在し、またどんなに精製 しても精製できないので、狂牛病にかかった牛を利用したすべての食品の摂取 により、人間狂牛病にかかる危険が存在するのだ。

また7月30日の中央日報3面には検察の口を借りて「特定危険物質を使わない部 位は研究により安全が証明された」と主張している。これもまた偽りだ。本来、 内臓、頭骨、すべての骨と骨髄など、BSE危険物質というものは狂牛病にかかる 危険物質であるプリオンが肉よりも多いということだけで、本質的には狂牛病 にかかった牛の全てがBSE危険物質である。このような人間狂牛病の力学を考慮 すれば、大きな枠組みでPD手帳の論旨は正当で、むしろこれをまた歪曲する朝 鮮・中央・東亜の偽りのほうが卑劣だ。「ダウナー牛の話、ビンソンの死因、 韓国人遺伝子型」等などは言及する価値もない。これらが狂牛病問題の核心で はないからだ。このように、朝鮮・中央・東亜は巧妙に本質を歪曲してまた狂 牛病の真実を歪曲しているのだ。真実を偽りだと言い、二回歪曲報道する朝鮮・ 中央・東亜は国民を二回ずつ殺す。

誰が果たして魔女か?

魔女狩りの手先、法院と検察は誰か? 最近、法院と検察が資本家と政府の従僕 であることを証明した直近の事件は、サムスンの李健煕の執行猶予事件だ。大 財閥サムスンの前に爪を隠してきた法院と検察がまさに「人間らしく生きたい」 という国民にその爪を表わした。

では誰が魔女なのか? BSEの危険に露出した牛肉を輸入しながら、その本質を隠 した資本家と政府が魔女だ。資本家と政府は4月17日、ひそかに韓米牛肉交渉を して来て、どんな嘘をついたか? 李明博政権は「米国産牛肉を食べても狂牛病 にかからない」と言った。その後も、いかに多くの嘘をついたか? BSE牛肉問題 を単に「月齢30か月の問題」と矮小化し、まるで30か月未満の牛は安全かのよ うに国民を欺き、結局、BSE危険物質のLAカルビが韓国に上陸したではないか? こうした李明博政権の嘘は、政治的にはとても外で話せない植民地的屈辱だっ たし、科学的にはすでに知られた本当の核心を歪曲したという面で人類に害悪 をおよぼした。

結論:キャンドルが正しい

しかし私一人だけがこの怒りと鬱憤を晴らしているのではないという事実のた め、私は幸せだ。連日市庁前を埋めたキャンドルと、家で彼らを応援したすべ てのキャンドルは「BSE政局の本質」を明確に認識したではないか? それは直ち に起きるすべての事件の本質が互いに関連しており、その根本的な問題は少数 の資本家階級と政府共生の意志と決断が、彼らを除くすべての国民を荒廃させ つつあるということにあるのだ。8月2日、降りの雨が降る乙支路2街の交差点で、 キャンドルの核心のスローガンは「李明博は退け」だった。キャンドルはBSE政 局に冷水を浴びせ、何とかして野火のように燃え上がっている民心を静めよう とする朝鮮・中央・東亜の本質をキャンドルは知っている。いや、すでにそれ を越えている。すべてのキャンドルは少数の資本家集団のための政府が、人間 の発展の障害にしかならないことを知っている。

またすべてのキャンドルは8月5日を待っている。傍若無人な李明博政権と人面 獣心、韓国の領土を踏もうとする米帝国主義ブッシュ政府を追い払うために......

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-08-06 01:13:05 / Last modified on 2008-08-06 01:13:07 Copyright: Default

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