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韓国:時局ミサは「許容」キャンドル集会は「封鎖」
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警察、時局ミサは「許容」キャンドル集会は「封鎖」方針

天主教正義具現司祭団、今日ソウル市庁広場で時局ミサ

チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2008年06月30日15時02分

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警察が今日もソウル市庁広場を戦闘警察バスで封鎖してキャンドル集会開催を 源泉遮断しているが、今晩6時にソウル市庁広場で天主教正義具現司祭団の非常 時局ミサが開かれることになり、注目される。

天主教正義具現司祭団は「政府が長官告示を官報に掲載することで、国民の健 康権と検疫権、国家主権と自尊感の回復を要求する国民の念願が徹底的に踏み にじられた」とし「公権力の暴力と今日の混乱を見て、市民の苦悩に賛同する としても祈祷と省察に集中した方が良いと感じてきたが、今はそのような節制 には何の意味も持てなくなった」と時局ミサ開催背景を発表した。

先に天主教正義具現司祭団のキム・イングク神父は今日の午前、ラジオ番組 「PBS開かれた世界イ・ソクウです」に出演し「アフリカのケニアの国民も米国 産牛肉を食用禁止目録に上げた」とし「追加交渉に自画自賛する政府の態度が 国民をバカにしているようでみじめだ」と話した。

「祈祷と省察で節制したが今は立ち上がる時」

キム・イングク神父は「政府が米国圧迫に自主的に屈服し、暴力を動員して当 然の市民の権利を抑圧しおびやかしている。私たちは良心に基づいて怒を表わ し、大韓民国の民主主義の危機を警告せざるをえない状況になった」と時局ミ サの趣旨を説明した。

また「二ヵ月缶、毎夜苦しんでいるのは大統領ではなく市民だ」とし「まさに キャンドルを消したいのは国民だ。大統領の仕事は、大統領府の裏山で歌を鑑 賞したことしかない」と皮肉った。キム・イングク神父は「大統領も信仰人だ と聞いたが、骨に凍みるほど反省すると言いながら、言葉と行動が違い、国民 がこんなところで傷ついたのではないかといえる」と話すこともした。

キム・イングク神父は「今日の時局ミサまで政府が源泉封鎖すればどうするか」 という質問に「すぐ放水銃でキャンドルを消して催涙弾と警察バスで市民の結 集を無力化し、ミサまで阻止するのなら、李明博大統領は国民の決定的抵抗に 直面する」とし「今でさえ、とても遠くに行ってしまった、はやく戻らなけれ ばならない」と付け加えた。

一方、警察は宗教行事は、集示法が適用されない点を考慮して、今日の天主教 正義具現司祭団の時局ミサは許可する方針だが、時局ミサがキャンドル集会に つながったり道路のデモ行進に出る場合、徹底して阻止する方針だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-07-04 01:29:12 / Last modified on 2008-07-04 01:29:13 Copyright: Default

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