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「本業を省みない警察、国家暴力の化身として登場」

人権団体たち「警察庁、戦闘・機動警察を人間猟師にしようとするのか」

キム・サムグォン記者 quanny@jinbo.net / 2008年08月07日12時14分

「白骨団復活」論議がある検挙専門担当警察機動隊の創設、「人間狩り」とい う非難があふれた連行者数による成果給支給など、集会とデモに対する警察の 対応は常識を越えている。警察は8月5日にはわずか数時間でキャンドル集会に 参加した市民約160人を連行した。

こうした中、全国39の人権団体で構成された人権団体連席会議(連席会議)は、 8月7日に警察の対応を批判して、△オ・チョンス警察庁長官辞任、△キム・ソッ キ ソウル警察庁長官の謝罪、△警察機動隊解体、△戦闘警察制度廃止を要求した。

「警察、暴力と恐怖による人権蹂躙行為を中断せよ」

この日の午前、ソウル市西大門警察庁前で記者会見を開催した連席会議は、最 近創設された検挙専門担当警察機動隊について「8月5日の夜、警察機動隊も市 民の無作為連行に加担した。市民の人権を無視してミランダ原則告知などの最 低限の適法手続きも守らなかった」と批判した。

彼らは続いて「『機動隊の創設で安全に解散する』という警察庁の美辞麗句は、 現実には市民への集団暴行と人権基準の無視だということがわかった」と 付け加えた。

連席会議は世論の激しい反発を呼んだ連行者数により該当警察官に成果給を支 給することにした警察の方針に対しても「警察が集会とデモの自由を否定する ということを明確にした」とし「国民の基本権を保護し、擁護すべき国家機構 の本業を後ろに蹴飛ばて、国家暴力の化身として登場した」と猛非難した。

彼らは最近、警察がキャンドル集会に対して検挙中心の攻撃的な方式の対応を 明言したことについて「警察が市民を保護したり、検挙中心ではない安全な方 式で解散させるよう決めた国連などの国際人権基準とは正反対の方向で行動し ている」と批判した。

連席会議は最後に「警察は、暴力と恐怖で人権を蹂躙する行為を直ちに中断せ よ」とし「2か月以上、市民に加えられた警察の暴力を中断し、集会・デモの自 由を保護する対策を立て、これを実践に移せ」と要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-08-08 03:53:29 / Last modified on 2008-08-08 03:53:29 Copyright: Default

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