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タハムケ(All Together)は大衆の指導を受けて下さい

[寄稿]大衆の活力を「管理」しようとしないで下さい

キム・ガンギミョン osr1998@hanmail.net / 2008年05月28日14時55分

こんにちは。私はソウル北村で暮す市民です。熱心に戦っているタハムケ(All Together)の方々に、小さな忠告をしたいとこの手紙を差し上げます。

キャンドルで四方が詰まった清渓広場を越え、ソウル都心にあふれている姿は 本当に感動的です。5月初めに中高生のデモで始まった今回の市民の抵抗は、そ れこそ、誰も指導部ではない、自律的で民主的な姿に進化しています。

恐らく「タハムケ(All Together)」をはじめとするいわゆる「運動圏」の人た ちは、こうした大衆の反乱にかなり驚いたようです。初めはどうするとは思わ ずに傍観して、何週間かたって一人二人と個人的に、また組織的に結合してい るようです。またデモがキャンドル「文化祭」から街頭デモ行進へと「進化(保 守言論は『変質』というが)」した時、やはり「なんとか圏」は驚きました。何 よりもこのように指導部のない大衆が、秩序整然と、またまるで一つの生物体 のように自主的に進路を決めてビルの森を縫い、警官を心配させる姿は、警官 だけでなく「管理」と「指導」になれた運動圏にも大きな衝撃だったです。

私は今回の局面でこんな姿をさらに極大化しなければと思います。大衆は必ず 学習と指導、規律だけでは成長しません。自主的な動きから出た「情緒」が一 体になり、共通性を形成する過程の中で、自ずから学び成長したりもします。 ここ数日、大衆はまるで平和/人権団体の「非暴力直接行動ワークショップ」で も受講した人々のように、権力とスマートに非暴力で対抗しました。私も一番 前でその隊列に賛同しながら驚かないわけにはいきませんでした。ガンジーで なくても、マーチン・ルター・キングでなくても、そして文益換でなくても、 大衆は自ら非暴力と直接行動の力を知り、実践しています。そのように大衆は 育っています。

ところがなぜタハムケ(All Together)は出てくる大衆の活力の情緒をまた「指 導」と「管理」の中に引き込み、力を奪おうとするのでしょう。その日一緒に いたタハムケ会員の方は覚えているかも知れませんが、私は25日の夜、デモで 鍾閣駅YMCA前で、一番前から大衆に座ろうといった人(多分キム・インシクさん だったですよね?)に抗議したその人です。私はその日、もっと後から人々が 「進もう!」と連呼するのに、突然前に立った人が座ってしまうので、なぜだろ うと思って出てきたら、タハムケの会員が集まって座ろうと大衆を「指導」し ていました。

もちろん、危険だと判断をしたのでしょう。そしてこの時点では座り、どうす るのかを「合意」するため、そんな判断をした場合もあるでしょう。しかし、 すでに大衆はその場で情緒を通して疎通していました。それは「ゆっくり! 前 へ!」でした。そして「非暴力!」で、「暴力警察は退け!」でした。その場で指 導を受けなければならなかったのは、大衆ではなく前にいたタハムケだったん です。結局、後から叫ぶ大衆に押され、こっそりと立ち上がってデモ行進を始 めたのではありませんか? その上、行列にいたタハムケの宣伝カーは市民に抗 議され、外に出て行かなければならなかったんですよ。「偽装活動家と誤解を された」と強弁されるのか知りませんが、それだけ大衆は誰の指導も受けず、 自主的に一体になり、自分たちの抵抗を続けていきたかったのではないですか。

私はタハムケ会員が韓国社会の誰よりも熱心に闘う人だと信じています。(もち ろん、タハムケ会員の友人の話によれば、24日にはデモ行進中に大挙抜けて、 家に帰ったそうですが、みんな明日のための充電だと信じましょう。^^) しか し、タハムケは大衆の「指導部」ではありません。そしてタハムケが必ず先頭 に立つ必要もありません。横に立っていてもよく、後に立っていてもいいので す。

そして25日のキャンドル集会で演説したタハムケ機関紙「応戦」記者の方。 「民主労総が先頭に立とう」と言って、またキャンドル文化祭に集まった人々 が「汎国民対策委」の管理を受けなければならないというようにおっしゃいま したね? 私は違うと思います。そんな組織がなければ闘争できないのですか? 労働者「組織」が必ずしも労働者ではなく、汎国民「対策委」が必ずしも汎国 民ではありません。われわれは今、ここで、皆がデモ隊で、市民で、運動圏です。

労組が先頭に立つ必要ありません。横で力を貸してくれるだけでもいいのです。 労組が前に立った瞬間、大衆の活力は消え、運動圏の「管理根性」が戻ってく るでしょう。そして管理された集団ほど、権力にうまく調節される集団はあり ません。なぜなら彼らは私たちよりはるかに「管理」と「規律」と「地図」に たけているからです。

熱心に闘うタハムケ会員の方は、ぜひ状況を誤った判断をせず、大衆とともに して下さい。タハムケが大衆の指導を受けて下さい。大衆を信頼して下さい。 共に楽しく戦いましょう。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-06-01 03:06:21 / Last modified on 2008-06-01 03:06:23 Copyright: Default

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