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[声明書]今や移住労働者等の声を謙虚に受け入れる時だ。
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[声明書]今や移住労働者等の声を謙虚に受け入れよ

著者:migrant(平等移住) 作成日:2004.02.23.Mon15:26

[声明書]今や移住労働者等の声を謙虚に受け入れる時だ。

さる2月20日、法務部は報道資料で「自主出国に力を注いできたにもかかわらず、 自主出国者数がむしろ減っているだけでなく、取り締まりが緩くなったすきを利用して 新規に発生する不法滞留外国人が増加しており、一部の不法滞留外国人は 自主出国全面拒否運動を行う等、政府の政策に反対」しているという根拠を聞いて、 「自制取り締まりを実施して、自主出国期間が終わる来月からは、 関係機関合同で大々的な取り締まりを実施」すると空威張りをした。

こうなった背景には「2月末まで自主出国期間を延長し、その期間に出国する外国人に 対しても、以前に自主出国した外国人と同じ恩恵を付与することに決定」 したにもかかわらず、自主出国した移住労働者の数が自主出国期間の 延長以前の出国者数(日平均90人)よりはるかに少ない1183人(日平均42人)という自己告白、 すなわち自身の政策が失敗したという告白がひそんでいる。

一、法務部は自ら未登録移住労働者解決策として出した「自主出国政策」 が失敗することを宣言したことと違わない。

二、去る1月20日政府は未登録移住労働者の解決として 「自主出国後、雇用許可制、及び産業研修生制での再入国」案を出した。 しかし私たち明洞聖堂で座り込みをしている移住労働者は、 政府の政策が移住労働者にとっていかなる代案もならないことを明らかにした。

三、現在座り込み闘争を行っている移住労働者は、韓国社会が未登録移住労働者の 問題について、これまで増加してきた未登録移住労働者の存在を自身の必要から 黙認してきたこと、低賃金長時間労働搾取を資本の利益とするために 知らないふりをしてきた韓国政府にはじまるという事実を韓国政府が認めることを要求する。

四、したがって正しい未登録移住労働者問題の解決は、 韓国社会に残っている未登録移住労働者を全面合法化することから始めなければならない。

五、現在、事業場移動の自由が保障されない状態で、雇用許可制による再入国は、 これまで韓国社会で人間以下の扱いを受け、零細事業場で奴隷状態でしかなかった 移住労働者に、またその状態に戻ることを要求することと違わない。 したがって、われわれは事業場移動の自由を保障することだけが 移住労働者等の労働権と生存権を保障する道だと主張する。

六、われわれは私たちの権利をとりもどす闘争を展開してきた。 しかし政府では、むしろ私たちの要求を黙殺し、合法的な集会に出入国職員を乱入させて ガス銃を射ち、移住労働者を連行し、はなはだしきは白昼堂々と大学路で 籠城闘争共同代表サマル・タパを拉致するという蛮行を行った。 韓国政府は、籠城闘争に参加していない移住労働者さえ韓国政府の政策を糾弾し、 「自主出国拒否宣言運動」に賛同していることをはっきり見ている。 政府の弾圧にもかかわらず、移住労働者の運動が広がっていくことを恐れて、 今では籠城闘争団に「デモに参加する不法滞留者」を「強制退去」させると脅迫している。 これは、韓国政府の移住労働者政策が失敗したことで、 移住労働者等の憤怒が高まっている現実を韓国政府が真正面から認識していることの反証だ。

七、今や韓国政府は自身の政策の失敗の原因が何なのかを正しく直視しなければならない。 政府の「自主出国」政策は、中身のない空缶であることが表れた。 また、取り締まり追放政策は、既に去る11月17日から3度にわたる取り締まり追放により、 有効な政策ではないことがわかれた。それなら今、 韓国政府は正しい移住労働者政策のために移住労働者の声を聞かなければならない。

八、全世界のどこであれ、人間が人間らしく、労働者が労働者らしく暮したいという 要求は、決して黙殺できない生存のための要求だ。取り締まり追放を即刻中断して、 未登録移住労働者を全面合法化しろという私たちの要求は、これまで 韓国の土地で人間以下の扱いを受け、黙黙と働いてきた私たち移住労働者を まるで犯罪者であるように扱い、何の対策もなくこの土地からでていけと 人間狩を行なう韓国政府に対する正当な要求だ。 事業場移動の自由も無く、工場に入れられて、社長が移動させてくれなければ 職も勝手に移せない奴隷の状態を拒否することは、 労働者として暮すための私たちの堂々とした要求だ。

九、どんな弾圧が加えられても、われわれは絶対に闘争を止めない。 われわれの闘争は40万移住労働者の人間としての尊厳性を守る闘争であり、 労働者であることを自ら宣布していく運動だからだ。

十、取り締まり追放中断、未登録移住労働者全面合法化争奪、 事業場移動の自由を勝ち取るために、われわれは今は死を辞さない闘争に突入した。 既に「自主出国拒否宣言運動」は、全国的に野火のように燃え上がっている。 明洞で、華城保護所で、麗水保護所で、移住労働者のハンスト闘争が拡散している。

今でや、韓国政府は自身の政策が失敗だったことを謙虚に認め、 命をかけて戦う移住労働者の切実な声に耳を傾けなければならない。 取り締まり追放政策が失敗し、「自主出国」政策が失敗したと認めた以上、 今でや残されたことは、移住労働者の声に耳を傾けるだけだ。

われわれの要求

ひとつ. K.B.、ハク、グプタ、サマルを即刻釈放しろ!

ひとつ.連行された移住労働者即刻釈放しろ!

ひとつ.取り締まり追放即刻中断しろ!

ひとつ.未登録移住労働者全面合法化保障しろ!

ひとつ.事業場移動の自由を保障しろ!

ひとつ.移住労働者運動弾圧を即刻中断しろ!

  1. 2.23 取り締まり追放阻止・未登録移住労働者全面合法化争奪のための籠城闘争団

"原文":http://go.jinbo.net/webbs/bbstext.php?board=cool&recno=18037&mode=LS&arg=


Created byStaff. Created on 2004-02-24 07:01:56 / Last modified on 2005-09-05 05:17:35 Copyright: Default

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