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LNJ Logo 韓国:「法外労組終わらせよう」全教組委員長がハンスト
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「全教組法外労組終わらせよう」チョ・チャンイク委員長ハンスト突入

年次休暇闘争、断髪闘争に続き委員長ハンスト闘争まで… 「今回終わらせる」という全教組

パク・タソル記者 2018.07.16 14:01

▲闘争発言しているチョ・チャンイク全教組委員長

全教組のチョ・チャンイク委員長が任期中2回目のハンストを始めた。 チョ委員長は「飢て死ぬのを覚悟した闘争」とし 「政府は法外労組通知の職権取り消しを即刻断行しろ」と要求した。

全国教職員労働組合(全教組)は7月16日午前、 青瓦台噴水台の前で記者会見を行って、 チョ・チャンイク委員長の無期限ハンストを知らせた。 全教組市道支部座り込み参加者も24時間の協調ハンストをする。

全教組は記者会見文で「職権取り消しだけが正しく、常識中の常識」とし 「関連の法令を改正したり大法院の判決の後に判断しなければならないだとか、 ILOの中核的協約の批准で解決するという話しは、 全教組が現在処している苦痛の深淵に直接基づいていない」と強調した。 これは6月20日に金宜謙(キム・ウィギョム)大統領府報道官が明らかにした 「解雇者問題については裁判所の仮処分決定がある状況で、 政府が一方的に職権取り消しを決めるのは不可能」だという青瓦台の立場に対する批判だ。

全教組は「青瓦台報道官のブリーフィングは客観的事実に基づかず、 誤りと偏向に満ちており、即刻是正するのが当然だ」とし 「労働部の職権取り消しが可能だということは法律家の共通で支配的な意見で、 行政法上、常識中の常識」と抗弁した。

京畿、慶北、忠北などの全教組地域支部長も記者会見に参加して闘争発言を続けた。 キム・ミョンドン慶北支部長は「全教組にとってイミョンパククネ時代は『野蛮の時代』、『非正常の時代』であった。 文在寅(ムン・ジェイン)政権の時代は『不通の政権』、『離反の政権』と書くかなければならないかもしれない」とし 「本当に教育が百年の計だと考えるのなら、 直ちに正しい教育のための第一歩である法外労組職権取り消しをするべきだ」と声を高めた。

全教組のソン・ジェヒョク報道担当者は 「年次休暇闘争の直前、青瓦台人物と非公式に会ったが、 既存の立場を確認しただけだった」とし 「政府が不当な行政指針を廃棄しろという当然の要求を司法府や立法府に押し付けているが、 全教組も今度こそ間違った連鎖を終わらせるという覚悟で闘争に臨んでいる」と明らかにした。

一方、政府の法外労組職権取り消しを要求する全教組の闘争は、 次第に強度を高めている。 青瓦台の職権取り消し不可の立場が出されると、中央執行委員全員が断髪して抗議し、 7月6日には2000人の現場教師が年次休暇闘争に突入した。 本部執行部と市道支部が参加する青瓦台-光化門座り込み闘争も29日目をむかえている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2018-07-18 15:15:57 / Last modified on 2018-07-18 15:16:01 Copyright: Default

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