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「核発電所の近くに完璧な安全はない」

現場教師5075人、脱核教育教師宣言

カン・ソンナン記者 2015.06.22 18:21

全教組が学校現場で脱核教育の先頭に立とうとしている。

全教組は6月22日、ソウル市汝矣島国会前で記者会見を行って、 5000人を超える教師た参加する脱核教育教師宣言を発表した。 核発電所が近くにあっては未来世代の故郷と健康が守れないという危機感が彼らの脱核教育宣言の契機になった。

冒頭発言をした全教組のピョン・ソンホ委員長は 「今日の宣言は、教室でそれぞれの方式で核発電の問題を話してきた教師たちが、 共に脱核教育のために動くという宣言」とし 「5000人で始まった宣言は、教育界全体に拡大するだろう」と強調した。

▲現場教師5075人が現場で脱核教育を実践すると宣言した。[出処:教育希望カン・ソンナン記者]

現場教師発言をした京畿支部高揚中等支会のハン・スンヒ支会長も 「常に自然災害に備えてきた日本でさえ、対応が出来なかった福島原発事故を見れば、 原子力に対して完璧な安全などはありえない」とし 「未来の世代のためには追加の原発建設計画を廃棄しなければならないが、 政府は隣の国家の核災難から何も学んでいない」と批判した。 付け加えて「目覚めた市民の力でエネルギー政策を転換しなければならず、 そのために脱核教育をする」と明らかにした。

5075人にのぼる脱核教育教師宣言の参席者たちは 「核発電は二酸化炭素排出量が少なく、クリーンで安全だという非教育的な論理で汚された教育を変えるために、 教師たちが子供と青少年に脱核教育を行う第一歩を本格的に踏み出す」とし 「核発電の危機を克服できる自然エネルギーの利用教育、エネルギー節約、放射能安全給食を選ぶ権利と制度、 そして何よりも生命と環境に配慮した教育を実践することを教師たちの名前で宣言する」と明らかにした。(記事提携=教育希望)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-06-23 09:00:44 / Last modified on 2015-06-23 09:00:46 Copyright: Default

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