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教育部が構成した国語研究陣も「漢字併記反対」

「漢文チームに該当研究を任せる」...教育当局の怪しい行動に議論

ユン・グニョク記者 2015.04.27 11:06

▲4月15日午後、教育課程評価院がソウルの祥明大で2015国語科教育課程改正試案検討のための公開討論会を開いた。(c)情報提供者[出処:教育希望]

初等教科書での漢字併記方案を推進する教育部が 内部の障壁にぶつかった。

教育部が推進する初等教科書漢字併記方案について、 教育部と教育課程評価院が構成した「2015国語科教育課程改正試案研究陣」までが 「反対の立場」を整理した事実が初めて確認された。 また、教育部の指示を受けた教育課程評価院は、漢文担当研究チームに漢字併記方案の研究を任せたと発表された。

国語教育課程研究陣ミン・ビョンゴン教授「初等漢字併記に賛成者いない」

2015国語科教育課程研究陣に参加しているソウル大のミン・ビョンゴン教授は 「20余人の研究陣の中で、初等教科書での漢字併記に賛成する人はいない」とし 「研究陣は漢字併記についての意見を報告書に書かないことにしたが漢字併記には反対する立場なので、 誰かがこれに対する意見を要求すれば当然反対する」と明らかにした。 4月23日の記者と電話通話での話だ。

共通国語教育課程の改正試案の研究責任者であるミン教授は、 4月15日の国語科教育課程改正試案公開討論会で司会をした。 この席で彼は「初等漢字併記については研究陣全員が反対する立場で、 教育部の意志は別途に進められている部分がある」と話したとこの日の討論会参席者が伝えた。

また、教育部と教育課程評価院、国語科教育課程研究陣の発言を総合すれば、 教育部の指示を受けた教育課程評価院は最近、内部の研究院にチームを設置し 「初等教科書漢字併記方案」についての研究を行うことにしたことが26日にわかった。

なお教育課程評価院の事情に明るい教育界の人たちは 「教育課程評価院が初等教科書漢字併記方案の研究を内部の国語科研究チームに任せようとし、 課題を受けなかったので、ある文科研究チームに任せた」と関連状況を伝えた。

教育課程評価院の関係者も 「初等漢字併記についての社会的要求があるので教育部と協議して研究チームを作ったのは事実」とし 「漢文教科研究院がこの研究のチーム長を引き受けた」と関連の内容を認めた。 だが教育部の関係者は「初等漢字併記の研究は教育課程評価院が独自に進めたもの」と線を引いた。

「漢字併記方案は漢文チームに任せる」...全教組「無責任な研究には反対闘争」

これについて全教組のノ・ミギョン初等委員長は 「中高校の漢字教育を研究してきた教育課程評価院の研究員が初等教科書の漢字併記について研究するのは無責任だ」とし 「彼らが出した明確な結論を認めることができないので、 漢字併記反対のための闘争を全国の小学教師と共に行う」と警告した。

4月22日、全教組は「小学教師を対象として初等教科書での漢字併記についての意見を聞いた結果、87.8%が反対だった」と発表した。 賛成は10.3%、「よくわからない」は1.5%であった。 この調査は4月15日から19日までモバイル調査で行われ、回答者は現職小学教師2215人だった。(記事提携=教育希望)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-04-28 06:19:17 / Last modified on 2015-04-28 06:23:46 Copyright: Default

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