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青瓦台掲示板で大統領退陣宣言をした教師に全教組との事前謀議を質問

「教師のセウォル号惨事の自発的怒りを認めないということ」

キム・ヨンウク記者 2014.07.30 18:29

去る5月13日と28日、青瓦台自由掲示板にセウォル号惨事に対して朴槿恵(パク・クネ)大統領の責任を問い、 退陣を宣言した教師に対して警察が調査を行い、 全教組の指針によるものかどうかを主に尋問したことが明らかになった。

5月13日の1次教師宣言を直接自由掲示板に掲載したイ・ミンスク教師は7月30日午前、 鍾路署に国家公務員法違反の件で調査を受けるために出頭した。 イ・ミンスク教師によれば、警察は2回にわたる教師宣言と6月12日の対国民要請文、 6月27日の全教組早退闘争まで、 すべて全教組の指令による一つの流れに構成して行くような質問をした。 イ・ミンスク教師はこの日、すべての陳述を拒否した。

▲青瓦台の前で大統領退陣要求1人デモをするイ・ミンスク教師[チャムセサン資料写真]

イ・ミンスク教師は 「警察が5月13日の退陣要請文を『本人が直接作成したのか』、 『事前に全教組委員長や専従者などとの共感があったのではないか』と尋ねた」とし 「その上、4月29日の権某先生の追悼詩の動画から全教組次元の退陣宣言まで、 すべて全教組が緻密な計画の下で組織的に行った行為だと繰り返し強調した」と伝えた。

イ教師は続いて「青瓦台教師宣言は、 セウォル号沈没事件に怒った現場の教師たちが何かをしようと考えて行った自発的な怒りの表現だった」とし 「全教組の組織的な指針によって青瓦台教師宣言が行われたとするのは、 市民の自発的な怒りを認めないということ」と話した。

実際、退陣宣言に参加した教師たちはインターネットで退陣宣言に参加する教師を個別に集めたため、 互いに顔も知らず、退陣を主張した理由も互いに少しずつ違っていた。 ただ、このままでは何も変わらないという虚無感が教え子たちを襲うかも知れないという憂慮が一番強かった。

なおイ・ミンスク教師によれば、青瓦台自由掲示板に退陣宣言をした教師123人のうち、 現在6人が出席要求書を受け取っており、全員が30日までに調査を受けることにした。 特にある教師は忠南地域に夏休みの研修に行っており、 研修が終わってから自主的に出席するという意思を明らかにしたが、 警察は30日を過ぎれば逮捕令状を発行するといった。 結局、この教師は30日午後6時に研修場所近くの派出所で調査を受けることにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-07-31 01:08:35 / Last modified on 2014-07-31 01:08:36 Copyright: Default

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