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大法院、「時局宣言教師解任不当」初の判決...3年ぶりに復職「教師・公務員政治的表現の自由をさらに拡大せよ」
ソン・ジフン記者 2012.09.06 11:33
▲ソ・クォンソク教師[出処:教育希望提供] 時局宣言に参加して解雇された全教組教師が3年ぶりに教壇に戻る。 大法院は9月4日、解職教師のソ・クォンソク氏が釜山市教育監を相手に出した 解任処分取り消し訴訟で、解任は不当と判決した原審宣告を確定させた。これで ソ教師は2009年の解職以後、3年ぶりに学校に戻ることになった。全教組時局宣言 で、16人の教師が解任されてから、大法院では初めての判決だ。 釜山の小学校教師だったソ・クォンソク氏は、2009年全教組釜山支部長になっ た。ソ教師はその年の7月、政府を批判する全教組時局宣言に同僚教師の参加 を促して時局宣言を主導し、釜山市教育監から解雇を通報された。 ソ教師は直ちに教員請願審査委員会に請願審査を請求したが棄却された。結局 ソ教師は法院に解任処分取り消し訴訟を出した。法院はソ教師の解任に対して 「(ソ教師の時局宣言は)国家公務員法と教員労組法を違反した事実は認められ るが、時局宣言自体が違憲あるいは反社会的ではなく、時局宣言の推進過程で 授業欠損など第3者の被害がなく、公務員の政治的表現の自由の許容範囲に対す る判断が多様で、解任処分は過度だ」とし、ソ教師の手をあげた。 ソ教師は今回の判決に対し「子供たちの元に戻れてうれしい」が「政治的意図 で不当な解任を指示した教科部長官と釜山市教育監に責任を問う」と述べた。 ソ・クォンソク教師は9月6日朝、MBCラジオ『ソン・ソッキの視線集中』に出演 し「法院の判決なく検察の起訴だけで無理な解任を強行したのは明白な政治的 意図だった」と教育科学技術部と釜山市教育庁を批判した。 ソ教師は「当時の時局宣言は、後退する民主主義と人権に対し、市民としての 最低の立場表明だった。特定の政党の支持といった政治活動の範囲ではなかっ た」と主張した。彼は「ストライキやストライキに準じる行動でもなく、単に 署名を促したという理由で解任された時は、教師として子供たちに民主主義と 意思表現の自由を教えることが苦しかった」と当時を述懐した。 時局宣言に参加した教師16人のうち、大法院から解任不当性を認められたのは ソ教師が初めてだ。残った教師15人のうち14人は1審と2審で解任無効処分判決 を受け、最高裁判決を待っている。1人は1審裁判に係留中だ。 全教組は9月4日、声明を通じ、大法院判決を歓迎しつつ「最高裁で最終判断が 下されたので、この懸案に関する裁判も迅速に終え、当事者が早く学校に復帰 できることを希望する」と明らかにした。 [出処:教育希望提供] 全教組は続いて「イ・ジュホ教科部長官の責任を問わざるをえない」という立 場を見せた。教科部とイ・ジュホ長官が「法を違反して越権を行い、教育監に 重懲戒を強要した。請願審査委も教科部の下手人に転落させた」という。 全教組は、イ・ジュホ長官に「解任当事者たちに即刻謝罪すること」と 「職権乱用に対し応分の責任を負うこと」を要求した。 一方、大法院の解雇無効判決にも教師の政治的表現の自由をどこまで許容する かという議論は続きそうだ。大法院は、解雇は無効と判決はしたが、ソ教師が 国家公務員法と教員労組法に違反したという点は認めたためだ。 これに対してソ教師は「今回の判決で、今後、教員の政治的表現の自由を保障 する傾向が前向きに進められる」と見通した。憲法裁判所は公務員の政治的な 表現の自由に対し「まだ社会的合意が不足し、時期尚早」と判決したからだ。 彼は「公務員の政治表現自由が広く認められることが国際的傾向」とし、教師 を含む国家公務員に政治的表現の自由をさらに拡大すべきと主張した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2012-09-07 01:55:07 / Last modified on 2012-09-07 01:55:07 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | |