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「英語没入」模範学校調査したら、ハングルで没入教育

[教育希望]「優等クラスの成績をめぐり成果だなんて」... 朝鮮日報の的はずれな歪曲

教育希望 http://news.eduhope.net / 2008年01月31日13時19分

朝鮮日報が英語没入教育(バイリンガル授業)の模範学校であるかのように、 1月29日報道したある私立高校がある。去年の3月から英語,数学、社会、科学を 英語で教えたと、この新聞が書いたソウルのY高だ。

対象の学生はこの学校の1年2クラス(全体14クラス)。Y高校は、こうした英語 没入教育などの成果を認められ、昨年の12月18日にソウル市教育庁コン・ジョ ンテク教育委員長の準『学力増進優秀学校表彰状』まで受けた。

英語没入教育、朝鮮日報の的はずれな広報

朝鮮日報はこの日、A12面トップ記事で次のように『成績向上度』を証拠とし て英語没入教育の優秀さを広報した。

「成績優秀者ではない志願者でクラスを構成したが、彼らの内申成績は驚く程 向上した。全科目の平均は他のクラスより20点高く、特に英語の成績は平均値 より25点以上上がった。」

続いてこの新聞は「二重言語授業の効果が立証され、内申成績に不利と思い志 願しなかった上位圏の学生と父兄も、二重言語授業を増やすよう要求し始めた」 と付け加えた。

果たしてそうだろうか。1年の教科指導を受けた教師を中心に、この学校の教員 6人に電話をかけた。

この学校の校長と教頭を除く教員はすべて「誇張報道」、「歪曲された事実が ある」と断言した。ある教師は「新聞はどれも嘘っぱちばかり」とも言った。

「新聞はどれも嘘っぱち」

この過程で学校の重要な関係者から英語没入クラスと一般クラスの教科成績の 数値も把握できた。没入クラス編成後に行った5月中間テストと没入教育7か月 の成果を計る10月中間テストの結果などだった。

とにかく英語没入教育の最高目的は、英語能力向上。学生の英語の成績に最も 早く注目した。朝鮮日報も報道で「特に英語の成績は平均値より25点以上高かっ た」と報道しなかったのか。

去年10月、英語没入クラスの英語の成績は1学年全体の平均ではなく、最下位ク ラスの点数よりちょうど25点高かった。したがって「平均値25点以上」という 報道は誤りだった。

しかも記事を「25点以上向上した」と書いたのは事実とは正反対だった。

英語没入クラスと最下位クラスの英語の成績差は、5月には27点で高かったが、 10月には25点と格差が減った。向上度が-2に後退したのだ。むしろ、英語没入 クラスの英語の成績は、没入教育期間が長くなるほど下落した。

没入教育が長いほど英語教科点数はむしろ下落

記事で『内申成績は驚く程跳ね上がった。全科目の平均は他のクラスより20点 高かった』という内容も、「学校の実情を知らないとんでもない表現」だと この学校の教師たちは指摘する。

教師たちは、学生の成績が上がったのは「下位圏の学生がいない優秀な学生を 集めたため」と状況を伝えた。「優劣クラスを組み合わせれば優等クラスと劣 等クラスの成績の差が出るという事実を示すのならともかく、英語没入教育の 成果ではない」という。

実際に没入教育初期の5月の試験でも、英語没入クラスの12科目全体の平均は、 最下位クラスと比べて17.9点も高かった。

『英語没入教育』の成果を打ち出した朝鮮日報の報道が正しいとすれば、英語 で授業した4教科の向上度のほうが、そうではない国語、道徳、国史、技術/家 庭、体育、音楽、美術、コンピュータの残り8科目の向上度より高くなければな らない。

だが、現実は全然違っていた。最下位クラスの成績を5月と10月二つの試験で比 べると、英語没入クラス成績向上度が一番高い科目は韓国語で授業をした体育 (16点)、音楽(12点)、技術/家庭(10点)の順だった。

だが英語で授業した4教科の平均向上度は4.5点に終わった。この点数もまた、 あとの教科の平均向上度の7点よりかなり低い。

このような結果について、匿名を希望するこの学校の1年教科担当の教師は、 「優劣クラス式でクラスを編成したが、英語没入クラス学生の点数が高まくな るのは当然」と解釈した。

英語没入科目の向上度は4.5点、あとの科目は7点

昨年2月、英語没入クラスに志願した新入生は80数人だった。学校側は英語ヒア リング試験で、下位圏の学生8人を脱落させた。こうした事実もまた「成績優秀 者ではない志願者だけでクラスを構成した」という朝鮮日報の報道とは異なる。

これに対して朴某校長は「英語没入クラスに最下位圏の学生が少なかっただけ で、一般クラスの半分程度の3、4人はいた。極上位圏の学生は内申成績のため に英語没入クラスに志願しなかった」と反論した。彼はまた「韓国語(国語)で 授業した教科の成績も上がった理由は、学習の雰囲気が良いうえに学生たちが 自分で勉強しようとする努力が加わったため」と付け加えた。

さらに驚くべき事実は、朝鮮日報が英語没入教育をしたという4科目のうち少な くとも1科目以上は学期の初めからハングルで授業をしたことだ。特に数学は、 昨年4月から全面的に韓国語(国語)で授業をしたことが確認された。

朴某校長も「数学は1か月程度英語でした後、韓国語(国語)で授業を進行した」 と認め、「インターネットに数学教師が英語の講義を書き込んだので互いに理 解できた」と話した。

また他の教師は「数学以外の科目も外では英語没入教育をするといって、韓国 語(国語)を混ぜて行ったのは事実」と耳打ちした。

学生たちの抗議で国語で『英語没入教育』

そうせざるをえない事情があった。一部の学生が抗議し始めたためだ。この学 校の金某教頭は、「時間が経つほど、学生は母国語での授業を希望したため、 数学などは仕方なかった」と語った。

記事を書いた朝鮮日報の金某記者はこうした事実を知っていたのだろうか。

一部の科目では『形だけの英語没入教育だった』という事実について、金某記 者は「教師と話さず校長の説明だけで書いた」とし「そういう話はしなかった」 と話した。

『成績向上度』の歪曲という指摘にも金記者は、「没入教育しない科目も高かっ たが、没入教育をした科目のほうが高かったということは、没入教育の効果だ と言える」と答えたが、『では関連の点数を直接確認したのか』という問いに は「校長先生が高かったといった。縦断的な成績は誰も知らない」と語尾を濁 した。

これに対して全教組のヒョン・インチョル報道担当者は、「この学校は、米国 市民を養成するために作った米国の教科書で一般科目の授業をしたことも教育 規定に違反することだが、こんなことをほめる歪曲報道は度が過ぎる」とし、 「英語没入教育の『没入』報道の必要があるとしても、誤った事実を報道して ほしくない」と指摘した。(ユン・クニョク記者)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-02-02 04:23:53 / Last modified on 2008-02-02 04:23:54 Copyright: Default

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