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公務員労組、与党に「公務員年金方案」提出せず...対立増幅

「セヌリ党は『下厚上薄』の言論プレイを止めて『公的年金社会的協議体』を構成しろ」

ユン・ジヨン記者 2014.09.30 13:51

公務員労組と公労総など公務員、教師などで構成された 「公的年金改悪阻止のための共同闘争本部(共闘本)」は、 公務員年金改革立場および方案をセヌリ党に提出しないことにした。 これまでセヌリ党は韓国年金学会を前面に出し、 公務員を排除した密室改革案を推進した前例があり、 セヌリ党に対する公務員団体の不信が広がったからだ。

▲写真/キム・ヨンウク記者

何よりもセヌリ党が共闘本に公務員年金改革関連立場と方案を要請したことが 今後の公務員年金改悪のための名分かせぎになるという憂慮も少なくない。 先立ってセヌリ党経済革新特別委は共闘本に、 公務員年金改革に関する公式な意見と代案を要請した。 セヌリ党は共闘本などの世論収斂を経て、 近い将来、特別委次元の公務員年金改革案を用意する計画だ。

共闘本は9月30日午前10時、 国会正論館で立場を発表してセヌリ党が要請した公式意見提出を事実上拒否した。 彼らは「公務員年金制度の問題解決方案を模索する正常な手続きは、 まず与党のセヌリ党と政府が具体的な方案を利害当事者の共同闘争本部に提示するのが当然」と明らかにした。

また共闘本は具体的な問題解決方案として「公的年金社会的協議体」構成を提案した。 社会的協議体のうち公務員と専門家、政界、政府などが共同で公務員年金改革の議論を進めようという要求だ。

特に共闘本は、セヌリ党が意見収斂手続きを名分として共闘本を圧迫しているとし、 不愉快な態度を表わした。 実際にセヌリ党は、共闘本に送った文書で「9月3日の共闘本との面談で、 公務員労組のイ・チュンジェ委員長が意見提出をすると発言したが、 現在のところ、何の公式意見および代案も提出していない」と批判した。

これに関して公務員労組のキム・ソングァン事務局長は 「イ・チュンジェ委員長はそんな発言はしていない。 当時は特定の代表がこれを決められる状況ではなかった」とし 「セヌリ党が特定の団体だけを指定して、問題にしようとした」と反発している。

また公務員労組はこの日、論評を発表してセヌリ党の 「下厚上薄式」公務員年金改革を正面から批判した。 労組は「韓国年金学会の性格が暴露されるとセヌリ党は年金改悪に対する『下厚上薄』説、 『所得再分配』説を流して言論プレイをしている」とし 「もしセヌリ党が下位職公務員に対する一抹の配慮でもあるのなら、 年金を設計する時に労組の意見を反映するべきだった」と指摘した。

続いて「セヌリ党の主張は、すでに骨組みと肉も付いた状態で、 包装だけを変えるということで、 高位職はとても多く削って、下位職は多く削るということ」とし 「これは公職社会の分裂を呼び、 結局年金改悪を強行しようとする朝三暮四の策略だ」と批判した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-10-02 07:15:39 / Last modified on 2014-10-02 07:15:40 Copyright: Default

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