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韓国:公共連盟産技評支部ストライキ207日記者会見
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不正と不法にまみれた大統領府は答えろ

公共連盟産技評支部ストライキ207日、 記者会見を開催

オドヨプ記者 odol@jinbo.net / 2006年09月01日13時15分

公共連盟に所属する労働者およそ200人が9月1日午前9時に大統領府前で全国科 学技術労組韓国産業技術評価院支部(産技評支部)ストライキ207日を迎え、公 共機関のストライキを傍観する産業資源部と大統領府を糾弾する記者会見を開 いた。

韓国産業技術評価院(産技評)は産業資源部の傘下機関で、企業、大学、研究所 の研究開発を支援するために1年で約2兆ウォンの政府予算を執行する機関だ。 2002年に国家研究開発予算500億ウォンが不法転用された事実を産技評支部が 言論に公開した。これを告発した組合員が解雇されるなど、労働組合は弾圧を 受けた。

産技評支部のペソンファン事務局長は「産技評は、公益を目的とする組織だ。 一般の私企業とは違う。内部告発を抑制してはならず、これによる不利益を受 けてもならない。公益のためには支部が外部の圧力から組合員を保護する義務 がある」と主張する。

また「経営陣は労組無力化のために、労使間で締結された団体協約を破棄し、 不法な御用労組を設立するなど、合法的な労組を弾圧している」とし、ストラ イキの背景を明らかにした。

公共連盟のヤンギョンギュ委員長は「公共機関の労組は私的な利益のためのも のではなく、国家予算の公正で透明な執行のための監視と牽制機能を持ってい る」とし、「不正と不法にまみれ、国家科学技術予算の公正で透明な執行のた めの労働者の大切な要求に、大統領府と産業資源部は答えろ」と記者会見文で 主張した。

産技評支部の記者会見で、二回目の「公共連盟下半期長期闘争事業場勝利のた めの集中集会」のスケジュールを開始した公共連盟の労働者たちは、午後1時 に全北道庁前で全北平等労組集会を開き、午後5時に韓国馬事会光州支部勝利 集中集会を開く予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-09-03 10:43:40 / Last modified on 2006-09-03 10:43:41 Copyright: Default

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