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韓国:保育労組、蔚山中区庁抗議集会
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保育労組、蔚山中区庁抗議集会を進行

蔚山パング子供の家パクシニ院長が 辞表を提出

蔚山労働ニュース http://www.nodongnews.or.kr

パング子供の家二人の解雇者が中区庁集会に参加した

中区庁側の合意翻意で葛藤が深まっているパング子供の家問題に対して共対委 側が記者会見と抗議集会を開き中区庁に対する圧迫を高めていった。

「国公立パング子供の家民間委託撤回、無能院長清算、不当解雇撤回原職復帰 のための共同対策委員会」は21日の午前に記者会見を開き、正常化方案に対す る合意事項履行を要求した。

金ミョンソン保育労組委員長は「無分別な解雇乱発で2ケ月間4人の保育教師が 解雇され、1ヶ月に数回も担任が更迭される不幸と、国公立と呼ぶのが恥ずか しい劣悪な保育環境、不良給食、解雇のためだけに計画された故意の経営悪化、 これはこの数ヶ月間、保育労働者と父兄、地域団体が連帯して明らかにした 蔚山国公立パング子供の家パクシニ院長の独善運営で起きた行為だ。その 責任は明白に管理監督の責任を全うせず、職務遺棄してきた中区庁にある」 とし、パクシニ院長と中区庁の問題を指摘した。

続いて「チョヨンス区庁長は、国公立子供の家の公共性を深く傷付け、意図的 な経営悪化と跛行運営、無能運営で連続した教師の解雇、品質の悪い給食など で安定した保育環境を害し、国公立子供の家の信頼を崩したパクシニ院長をこ れ以上、支持し保護する非常識な行為は、直ちに打ち切るように願う」とチョ ヨンス中区庁長に対しても批判の声を高めた。

この日の記者会見場では、父兄対策委のファンヨンオク共同代表が父兄の立場 を発表している間、悲しみに涙を流してパング子供の家と中区庁の態度を糾弾 した。

しかし記者会見の途中に中央日報の記者が怒気の混じった声で発言を妨害といっ たことが起き、記者会見が混乱した。

共対委は記者会見を終え、昼食後に午後3時中区庁に移動して抗議集会を持った。

この日の集会は、保育労組の中央人材と釜山地域組合員と幹部、蔚山地域解雇 者、民主労働党幹部などが参加、事案の重要性と緊張感を感じさせた。蒸し暑 い中、路上で進められる集会の困難などを考慮し、この日の集会は簡単に行わ れ、中区庁長との面談を要求して区庁に入った。

金ジンソク民主労働党蔚山市党副委員長は「土豪勢力と結託した保守勢力がこ のように地方自治を後退させている。民主労働党は今回の地方選挙で当選した 議員と共にパング子供の家問題を最優先で対応していく」と意志を明らかにし た。

集会を終えた参加者が中区庁長室に入ろうとしたが、中区庁長室は堅く閉じら れていたため、即席に座り込みに入った。この過程で社会福祉課長が現れたが、 参席者に対して高圧的な姿勢をとり続け、また抗議を受けた。

区庁長室の前で蔚山地域解雇者と共に座り込みをしている間、パング子供の家 の父兄からパクシニ院長が辞職の意志を明らかにしたという連絡がきた。そこ で保育労組の幹部とパング子供の家解雇者が社会福祉課長と面談に入ったが、 社会福祉課長は既存の立場を確認しただけで、明確に答弁しなかった。しかし 20分あまりの押し問答の結果、パクシニ院長から辞表を受け取ったという答弁 を得た。

座り込み者たちは、パクシニ院長の辞表の事実を最終的に確認したものの、パ ング子供の家正常化方案に対する立場が明確でなく、特に解雇者問題について はさらに不透明な立場を取っている状態で、緊張を緩められないという点を確 認して解散した。(キムソンミン記者)

2006年06月22日13時57分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-06-28 05:29:33 / Last modified on 2006-06-28 05:29:33 Copyright: Default

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