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韓国:公務員労組「解職者復職の約束を破った民主党は厚顔無恥」
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公務員労組、「解職者復職の約束を破った民主党は厚顔無恥」

民主党、金ハンギル代表面談拒否に35人連行糾弾

チョン・ジェウン記者 2013.06.20 13:14

公務員労組が6月20日午前、ソウル市永登浦の民主党本部事務所の前で記者会見を行い、民主党を強く批判した。公務員労組所属の解職者復職に共感した民主党が、その約束を破っただけでなく、民主党代表との面談を要求する過程で労組組合員35人が連行されたためだ。

公務員労組は6月18日、民主党の金(キム)ハンギル代表との面談を要求したが、 午後12時40分頃、35人が警察により連行された。労組は今回の6月の臨時国会に 解職者復職特別法が上程もされないことで、民主党に抗議していた。

[出処:公務員労組]

[出処:公務員労組]

労組によれば、民主党は去る5月「政府の反対で漂流している『労働組合関連解職 および懲戒を受けた公務員の復権に関する特別法』の処理のために総力を傾ける」 と約束した。

労組は「161人の国会議員が署名した法案を上程もしないということは、明白な 職務遺棄であり、直ちに法案を上程して通過させろ」とし「民主党は関係者が 問題を解決するという姿勢で、公務員解雇者の原状回復に積極的に動くよう 要求する」という立場を伝えた。

公務員労組は記者会見で「約束を破った民主党の厚顔無恥な態度を糾弾する。 35人が強制連行された」とし「6月の臨時国会で解職者元職復職関連法案を扱う ように、民主党代表との面談を要求した解雇公務員に対する民主党の回答だ」 と批判した。

それと共に労組は「公務員解職者の原職復帰は、民主党が何度か確認した党論 だったし、前の総選挙と大統領選挙で政策協約により約束した懸案」として、 「それなのに、民主党は解職者元職復職関連法案上程も代表面談も無視した」 と明らかにした。

労組は「民主党が今までの約束を破り、誠意のない態度と弾圧を続けるのなら、 もう座視しない」とし「野党としてのアイデンティティを失った民主党に『乙』 の怒りを見せる」と警告した。

一方、民主労総全国公務員労組に所属する解職公務員の復職のための特別法の 通過を要求する国会議員署名は161人に達する。半数を超える国会議員が解職者 の復職に賛成してているのに、関連法案は処理されない。

労組は解職者復職と公務員労組認定について、5月に安全行政府長官との面談を 要求して49人が連行され、雇用労働部長官との面談を要求して40人が連行された。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-06-21 13:47:09 / Last modified on 2013-06-21 13:47:10 Copyright: Default

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