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事務室不法閉鎖、公務員労組組合員人権委奇襲座り込み

国家人権委、 「デモ用品搬入不可」と委員長室から追い出す

イコンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2006年09月25日9時46分

8時50分、公務員労組組合員委員長との面談を要求して奇襲デモ

全国公務員労組の組合員6人が、国家人権委員長との面談を要請して国家人権 委ビル13階での座り込みに突入した。

8時50分頃、全国公務員労組のパクキハン副委員長をはじめ6人の組合員が国家 人権委員長との面談を要求して国家人権委の13階にある委員長室に入った。 同時に組合員たちは国家人権委員会の屋上から「労組事務室を不法に閉鎖した イヨンソプ行政自治部長官は退陣しろ」というプラカードをおろした。

組合員たちは"事務室不法閉鎖行政自治部長官退陣"というプラカードをおろした。

奇襲座り込みに入った組合員は「正常な労組事務室を不法に壊す国家暴力に対 し、国家人権委の積極的な対応を要求するために委員長に会いにきた」と国家 人権委員長との面談を要求した。しかしチョンサンヨン秘書室長は「外部のス ケジュールにより出勤が遅れる」とし、面談が難しいという言葉を繰り返した。

「国家暴力人権蹂躙状況に人権委は何をしているか」

パクキハン副委員長は、奇襲面談要請を要求した理由について「5月から行政 自治部の不法な行動に対し、2回にわたり陳情したが、国家人権委は回答しな かった」とし「ILOでも韓国の人権状況はカンボジアの水準と警告をしている のに、韓国の人権に責任を負う人権委がこういう状態を無視している」と国家 人権委の覚醒を要求した。

全国公務員労組は2回陳情したが人権委からの返事はない。

しかしチョンサンヨン秘書室長は「調査中の事案は、当事者の利害がからむの で面談しない」とし「委員長は答えられない」と答えた。

人権陳情に来た組合員を追い出す国家人権委

9時15分頃、委員長面談の前に事務総長の面談をした方が良いのではないかと いう国家人権委の提案で、パクキハン副委員長をはじめ2人が面談のために12 階の事務総長室に降りて行った。この瞬間、国家人権委の建物の管理者側が、 全国公務員労組がかけたプラカードを撤去した。これを知った組合員たちは、 下されたプラカードを持ってまた座り込んでいた接見室に入ろうとしたが、国 家人権委側は「デモ用品搬入は不可」とし、公益を動員して、全国公務員労組 の組合員を委員長室の外に追い出した。

これに対して組合員たちは「国家人権委も他の国家機関と少しも違わない」と 強く抗議した。

管理者により片付けられたプラカードを持ち込もうとすると人権委の職員は強制的に接見室に追い出した。

人権蹂躙状況を訴えるために人権委を訪ねた組合員は全員人権委から追い出された。

9時40分現在、組合員たちは13階の委員長室の前で座り込みを続け、委員長と の面談を強く要求している。一方、国家人権委の前には警察兵力が配置されて おり、人権委側はエレベーターの運行を中断させた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-09-28 08:51:10 / Last modified on 2006-09-28 08:51:12 Copyright: Default

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