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韓国:韓国労総抗議座り込み団全員連行
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[3信]韓国労総抗議座り込み団全員連行

「降りて対話しよう」と説得した後、 降りるとすぐ連行

チェイニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2006年09月19日13時47分

韓国労総事務総長と面談のために座り込みを解除して降りてきた座り込み団に警察は消火器を撃って連行していった/イジョンウォン

労使政野合を糾弾し、韓国労総副委員長室がある7階のテラスにしがみついて 座り込みをしていた労働者全員が連行された。

彼らは韓国労総側が「とにかくロビーに降りてきて、ペクホンギ事務総長と面 談し、イヨンドク委員長と会う日を決めよう」と説得、全解闘など建物の外で 彼らを支援していた労働者も「とても危ない」と憂慮し続けたことで、午後6 時頃に韓国労総の建物1階のロビーに降りてきた。そして彼らがロビーに降り るとすぐ、警察が消火器を噴射しながら全員連行した。

韓国労総7階欄干で抗議座り込みをしていた座り込み団が面談するために一人ずつ欄干から出ている/イジョンウォン記者

連行された抗議座り込み団は永登浦警察署に送られ、無断侵入罪、業務妨害罪 などが適用される展望だ。

[2信]韓国労総占拠座り込み団、7階テラスにしがみついて対峙中

テラスに向けて消火器を噴射、ガラス窓が割れて3人負傷

イジョンウォン記者

イジョンウォン記者

午後12時30分を期して、韓国労総7階副委員長室を占拠していた労使政野合粉 砕抗議座り込み団が副委員長室の外の窓枠で座り込みを続けている。

彼らが座り込みを始めてから二時間ほどで警察兵力が配置され始め、午後3時 からは警察がビルの中に進入、副委員長室の扉を壊して消火器を噴射しながら 強制鎮圧を試みた。これに対し、座り込みをしていた9人の労働者が小さな窓 から建物の壁をつたい、狭い窓枠に追い込まれるという危険な状況が発生した。

警察の強制鎮圧場面を取材するため、再び韓国労総の建物に入った記者は、韓 国労総の幹部に強制的に追い出された。チャムセサンの写真記者は韓国労総の 幹部に後ろ髪を引っ張られ、追い出される過程で小競り合いになりカメラが壊 れ、突き指をした。

9人の抗議座り込み団が窓枠に出ると、警察が中から消火器でガラス窓を破っ た。逃げ場がない状況で正面からガラスの破片に当たった労働者3人が負傷し たという。座り込み団は窓枠で「韓国労総解体」、「イヨンドク退陣」などの シュプレヒコールをあげ続けている。彼らを支持するために韓国労総建物前に 集まった約30人の労働者が共にシュプレヒコールをあげ、心配そうに彼らを見 上げている。

このような状況で、警察による強制鎮圧が実施されると、窓枠にしがみついて いる労働者たちがとても危険な状況だ。しかも万一墜落する事態が発生すると、 墜落予想地点が造形物と銅像、ベンチがぎっしり詰まっている花壇で、マット レスをしくこともできない状況だ。現在韓国労総建物の周辺にはバス12台の警 察兵力、消防はしご車、救急車などが配置されている。

韓国労総側は当初、「イヨンドク委員長が留守なのでペクホンギ事務総長との 面談を斡旋する」とし、午後4時現在は「10分以内に解散しなければ処理」と いう立場を座り込み団に伝えている。座り込み団を支持する労働者たちは、午 後6時に韓国労総前で糾弾集会を開くことを明らかにした。

[1信]「労使政野合」糾弾、韓国労総役員室を占拠座り込み

韓国労総建物閉鎖、 強制鎮圧切迫

イジョンウォン記者

韓国労総の労使政野合を糾弾する9人の労働者が19日午後12時30分から汝矣島 の韓国労総建物の7階にある副委員長室を占拠し、抗議座り込みに入った。こ れらの労働者たちは、7階役員室の扉を閉めて建物の外に向かってプラカード をおろし、チラシをまいた。占拠した労働者たちは、主に韓国労総所属事業場 から解雇された労働者だという。

彼らは「労使政野合粉砕抗議座り込み団」の名義で出したチラシで「9月11日 の労使政野合は、労働者の自主的な団結権と生存権を根こそぎ売り飛ばすもの」 とし、「韓国労総のイヨンドク委員長は卑劣にもハンスト突入を口にしながら、 裏で資本家に労働者の生存権と闘争を売り飛ばした」と批判した。

占拠座り込みをしている彼らは韓国労総に対し、△9月11日労使政野合無効を 即刻宣言すること、△非正規改悪案と労使関係ロードマップ粉砕のために全面 的な闘争突入を宣言すること、△韓国労総所属単位事業場で苦しむ組合員と、 不当に解雇された解雇労働者の原職復帰闘争に即刻突入することなどを要求し ている。

イジョンウォン記者

イジョンウォン記者

彼らが占拠座り込みに入ると、すぐ韓国労総は建物正門のシャッターをおろし、 エレベーターを閉鎖する一方、取材をしていたチャムセサンの記者を全員建物 の外に追い出した。韓国労総の幹部はカメラを持ったチャムセサン記者に「誰 の許しを受けて他人の建物で取材しているのか」など悪口混じりの乱暴な言葉 で出ていくよう勧めた。チャムセサン記者だけを送りだす理由を尋ねると、 「よく分かっていながら、何だ」、「まともな記事を書け」という返事が戻っ た。

現在、韓国労総建物の前には約30人の労働者が「労使政野合即刻撤回して御用 韓国労総即刻解散」というプラカードを持ち、「労使政野合撤回」、「韓国労 総解体」などのシュプレヒコールをあげている。午後1時40分現在、韓国労総 建物の前には救急車とはしご車、消防車などが到着し、酸素溶接機と斧などを 持った消防隊員4人が建物の裏口から入った。

韓国労総は9月11日労使政野合全面無効を宣言しろ!

われわれは、悲壮な心情で韓国労総抗議座り込みに突入する。去る9月11日の 労使政野合は、労働者の自主的な団結権と生存権を根こそぎ売り飛ばしたのだ。 韓国労総イヨンドク委員長は卑劣にもハンスト突入を口にしながら、裏では資 本家たちに労働者の生存権と闘争を売り飛ばした。

労働者の自主的な団結権である複数労組施行の3年猶予、必須公益事業場範囲 の拡大と、必須人材業務維持と代替労働の全面許容、整理解雇条件緩和、解雇 者の金銭補償制実施の合意に歓声をあげる者は誰か? 無労組経営を叫びながら、 労働者の拉致・脅迫を続ける三星(サムソン)、数兆ウォンの利益をあげて建設 労働者を弾圧し、ハジュングン烈士を死に追いやった浦項製鉄のような資本家 たちではないのか!

資本家が労使政野合に祝杯を上げ、歓声をあげるその瞬間に、自分が働く職場 で人間らしく生きるために闘う多くの労働者が苦しんでいる。複数労組の施行 で民主的な労組を建設しようとする熱望を持った三星の労働者、憲法に保障さ れた労働三権を蹂りんされ、いつも不法ストライキの頸木をかけられて監獄に 行かなければならなかった職権仲裁事業場労働者たちの怨念の声と怒りが聞こ えないか! まじめに働いてきたのに無力な労働者だという理由だけで何十年も 通った職場から一日で整理解雇された多くの労働者の怒りが聞こえないか!

われわれは今でも韓国労総が9月11日の野合を反省し、労働者大衆の組織とし て生まれ変わることを要求し、次の通り韓国労総に要求する。

一つ、韓国労総は9月11日労使政野合無効を即刻宣言しろ!

一つ、韓国労総は非正規改悪案と労使関係ロードマップ粉砕のために全面的闘 争に突入することを宣言しろ!

一つ、韓国労総所属単位事業場で苦しんでいる組合員と不当に解雇された解雇 労働者の原職復帰闘争に即刻突入しろ!

もしわれわれの要求が受け入れられなければ、われわれは抗議を越え、韓国労 総解体闘争に突入するだろう。もし韓国労総が労働者の念願と希望を壊すのな ら、さらに多くの労働者が韓国労総抗議闘争に突入すること肝に銘じろ! われ われの闘争は労使政野合粉砕労働者大衆闘争に広がるだろう。

2006年9月19日 労使政野合粉砕抗議座り込み団

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原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-09-24 00:03:45 / Last modified on 2006-09-24 00:03:45 Copyright: Default

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