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「韓国労総がこうするとは思わなかったって?」

労民推の活動家、 韓国労総解体を主張

チェイニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2006年09月22日13時44分

韓国労総事業場で労組民主化推進委員会の活動をしている労働者と民主労総所 属の労組で御用労組、幽霊労組と戦っている労働者が「御用労組解体と複数労 組争奪」を主張し、注目されている。

彼らは「労使政野合粉砕と労働基本権争奪のために闘う労働者一同」の名義で 20日に声明を発表し「韓国労総という御用労組に対して、民主労組を建設し、 死守するために闘っている私たちは、もはや複数労組という形式的な枠組みを 待って沈黙していることはできない。この声明書の発表を始め、労働基本権の 改悪、複数労組猶予が撤回されるまで、手段と方法を問わずに闘う」と明らか にした。

「韓国労総の改革の主張は歴史を知らない無知な声」

彼らは声明で「『それでも韓国労総がこうするとは思わなかった』とする姿が あまりにも嘆かわしい」という強い語調を使い、「こうした態度は韓国労総の 歴史をきちんと勉強していない労働運動勢力の怠惰と無知をありのままに見せ るものでしかない」と一蹴した。

「いつからか『資本労総=御用労総=韓国労総』という命題が労働運動内から消 えて、まるで韓国労総が労働者を代弁する組織であるかのように認め、解体の 対象と見ずに連帯すべき労働団体だという認識の下で、彼らとなんとか同席し て対話しようとした」と指摘する。彼らは「韓国労総は改革の対象ではなく、 解体の対象」と断言した。

「韓国労総に対し断固としない態度も克服の対象」

彼らは民主労総に対しても「『オヨンドク』が民主労総の不明瞭な態度を非難 して、街を闊歩する姿を見て、民主労総が労使政府委員会で瞑想した事実の有 無は別に、御用労総からあれほど非難されているということ自体を深刻に受け とめざるをえない」と明らかにした。「資本の行動隊長である『オヨンドク』 の自信満々の行動も、それを統制できなくなった民主労総をはじめとする労働 運動の現実があまりにも悲しい」という。

これに「労使政の野合と韓国労総の態度に断固とした態度もとれない没階級的 な運動勢力も必ず克服する対象と考え、必要なら彼らへの闘争も展開する」 と明らかにした。

今回の声明に参加したある労民推活動家の金某氏は「韓国労総の現場組合員は、 今回の労使政野合が自分たちにどのような被害として返ってくるのかをよく知 らない。単位労組でも全く情報を共有してくれない」と残念がり、「今回の労 使政野合を契機として、韓国労総内で労民推活動をしている同志と連絡を取り、 現場の弾圧に対して密かに活動している所と周期的に会って、今後の対応を模 索する」と明らかにした。

韓国労総内の労民推同志と組合員同志に差し上げる文

韓国労総の組合員は、今起きているこうした状況について全く内容を知らない ということを、韓国労総の労民推の同志はよく知っているでしょう。

複数労組というものは、資本と御用労働組合から二重に弾圧されている労民推 の同志にとっては現場に民主労組の根をおろすためには少しは有利な条件かも しれませんが、万病に効く薬にはなりません。

資本と政権の陰謀を粉砕し、御用労総を解体する唯一の力は、今回の事件を契 機として御用労働組合の中で苦しむ組合員大衆の意識を高め、組合員大衆自身 が闘争の戦線に参加できるようにすることです。

したがって、今回の声明をはじめとする私たちすべての闘争は、韓国労総の組 合員大衆を闘争の主体として、この力を基礎に9・11労使政密室野合を粉砕し、 さらに韓国労総での民主労組建設へと前進する出発点です。

連帯する韓国労総の労民推同志と、幽霊労組と御用労組に対して戦う同志の 連絡を待ちます。

バス労組民主化推進委/大韓航空労組民主化推進委/LG電子複数労組準備委/ 金属労組ドンヒオート社内下請支会/金属労組イジェンテック支会

代表電話031-658-3077

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-09-24 00:22:17 / Last modified on 2006-09-24 00:22:18 Copyright: Default

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