本文の先頭へ
「週刊金曜日」ニュース:スパイ防止法、高市政権が制定したい本当の理由
Home 検索
<<『 週 刊 金 曜 日 』 メール ニュース >>             2025.12.5
_________________________________________________________『週刊金曜日』

〈デジタル金曜日〉始めました!電子版のサブスクサービス
https://www.kinyobi.co.jp/digitalkinyobi/

=====================================================
===============
<https://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】売れ行き良好書のご案内
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】注目の記事

■スパイ防止法

スパイ防止法制定の具体的な動きが始まった。参政党は、「スパイ防止関連2法
案」を11月25日に提出。同26日の党首討論で神谷宗幣代表がスパイ防止法
に関する構想を質問し、高市早苗首相は「現在考えておりますのは、まず基本
法的なもの、そして外国代理人登録法、それからロビー活動公開法などについ
ても、今年検討を開始して、速やかに法案を策定するということを考えており
ます」と応じた。そして、国民民主党は同26日、スパイ防止策を含む「イン
テリジェンスに係る態勢の整備の推進に関する法律案」を提出した。だが、日
本は「スパイ天国」ではない。スパイ防止法の危険性を特集する。

●高市首相が前のめりの理由は中国との「スパイ交換」実現か
佐藤和雄

高市早苗首相が率いる自民党と日本維新の会による初めての連立政権──。い
つまで続
くかは、現時点ではきわめて見通しにくい。ただ、その政治状況の中で、自民
党と公明
党の連立政権では長らく遠ざけられていた、いわゆる「スパイ防止法」制定へ
の動きが強まっているのは確かだ。野党でも国民民主党と参政党などが前のめ
りになっており、さらに高市氏自身の積極姿勢が、弾みをつけさせている。そ
の背後には何があるのか。スパイ防止法が本当に実現するのであれば、そこか
ら生じるさまざまな問題をどう防ぐべきなのか。

●憲法の最重要原理・人権尊重を著しく脅かす社会に
「スパイ防止法」制定の必要性・正当性はない
清末愛砂

国家安全保障という大義名分で保守政権が長年、導入をもくろんできた「スパ
イ防止法」。成立すれば国の都合の悪い情報を潰し、気に入らない市民を逮捕・
処罰すること
も可能となる。戦前同様の思想弾圧を招く法律は日本国憲法の理念をふみにじ
るものだ。

●世間話をしただけで「スパイ」の疑い
思想弾圧・相互監視の負の歴史
吉永磨美

戦前のスパイ防止施策は、軍事秘密を守る大義名分で、軍機保護法や国防保安
法などによる取り締まりが行なわれた。当時、機密保持の概念を市民に広げる
方策として使われた紙芝居が保存されている。「スパイ防止」の名目が最終的に
どのような市民生活につながるのかを知る貴重な資料だ。内容を紹介する。

●朝鮮半島の「11・22事件」と「第十八富士山丸事件」から検証
「スパイ」は簡単にでっちあげられる
西村秀樹

韓国で在日コリアンが「スパイ」容疑で検挙され、9人が死刑判決を受けた1
975年の「11・22事件」は、今年で50年を迎えた。また、83年には北朝鮮
で2人の日本人が「スパイ」容疑で抑留された「第十八富士山丸事件」が起き
ている。二つの実例から、どんな人がどんな容疑で「スパイ」にされたのかを
検証する。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【2】編集長コラム

中村哲さん

 アフガニスタンで活動した中村哲医師の対談集がこのほど出版された。本誌
2003年3月14日号で掲載した池澤夏樹さんとの対談「アフガニスタン、
そしてイラク 殺す理由は何もない」も収録されている。担当は私だった。帰
国中の中村さんは講演で全国を飛び回っていて、どこか地方から福岡に戻る途
中に羽田空港で時間をとってもらった記憶がある。今号で佐々木亮さんも書い
ているように、米軍侵攻後のアフガニスタンの状況をするどく見抜いていた。
あらためて中村さんの言葉を読むにつけ、凶弾に倒れたことが残念でならない。

 今号から連載「リトルてんちゃん」がはじまる。イシズマサシさんは本誌01
年6月1日号から3年ほど写真企画「ねこじた」を連載。冷めた視線で世の中
を写したり、かと思えば絵本を出版したり。最新刊は『ぼくはダンサー』(岩崎
書店)。そんなイシズさんによる子育てマンガの世界をどうぞ。(吉田亮子)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【3】次号予告

★次号予告:2025年12月12日(第1549)号

【没後80年 詩人・尹東柱】
●現役学生たちの生きた教材に|西原廉太・立教大学総長
●学位贈呈後、より多くの韓国人が訪問|小原克博・同志社大学学長
●1968年に建立された「序詩」の碑 延世大の記念館ではボランティア学生が
解説|桜井泉
●生まれ故郷・間島を訪ね歩く 墓碑に刻まれているとおりただ「詩人」とだ
け呼びたい|戸田郁子
●治安維持法の思想選別を継承するスパイ防止法|歴史研究者・荻野富士夫さ
んに聞く

【政治】
●嘘で人命奪うデマゴーグ 逮捕された立花孝志氏はどういう人間か|選挙ウ
ォッチャーちだい

【追悼 仲代達矢】
●中心にあったのは「人間の尊厳」 晩年まで言い続けた「4秒の誇り」|阪
清和
●スタジオが震えた名優の声|阿武野勝彦

【好評連載】
●政治時評|西川伸一
●風速計|宇都宮健児
●らんきりゅう 子どもたちの努力を強制送還で「無」にさせない|雨宮処凛 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【4】売れ行き良好書のご案内 

★増補版 ひとめでわかるのんではいけない薬大事典

浜六郎 著  2750円(税込) 四六判並製・448頁

その薬は本当に必要ですか?

医師として薬害と闘い続ける著者が、さまざまな薬の危険度と効用を分析して
解説する。
ベストセラー『新版のんではいけない薬』の後継本で2017年発行の『ひとめ
でわかるのんではいけない薬大事典』を増ページ、大幅改訂して新版化。
(2024年5月刊)

==============================================『週刊金曜
日』

 ※ 定期購読のお申し込みは以下のページから。
   https://www.kinyobi.co.jp/consider.php

 ※「金曜日サポーターズ」スタートしました!
   https://www.kinyobi.co.jp/supporters/

 ※ このメールは、お申し込みいただいた方にお送りしています。
 ※ このメールへの返信はできません。
 ※ お届けするE-Mailアドレスの変更や配信停止は以下のページから。
   
   https://www.mag2.com/m/0000140118.html

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃発 行  株式会社金曜日                     ┃
┃     〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町1-5-13        ┃
┃            日本橋スカイビル6階           ┃
┃    https://www.kinyobi.co.jp/                                ┃
┃編集部  mailto:henshubu@kinyobi.co.jp              ┃
┃業務部  mailto:gyomubu@kinyobi.co.jp              ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

Created by staff01. Last modified on 2025-12-05 07:46:09 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について