
渡部通信(12/4):
明けない夜はない(338)<若者を再び戦場に送るな!(88)<
戦前回帰の高市政権VS反ファッショ統一戦線>
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私は、「明けない夜はない」(334、10月21日)で<戦前回帰の高市政権>と書いた。
それは自民党総裁に自民党内でも極右と言われる高市早苗氏が選ばれ、
維新の会と以下に述べるようなことが入った12項目の「連立政権合意書」を結び、
自民・維新連立政権が誕生したからである。
そこでは、
〇男系男子の皇位継承の維持
〇「日本国国章損壊罪」
〇「安保関連三文書」の前倒し改訂
〇「防衛装備移設三原則」の撤廃
〇「原子力潜水艦」の保有
〇「国家情報局」の創設
〇「スパイ防止法」の制定
〇「平和憲法」の改悪
などが明記されている。
これらを見れば、明らかに「天皇制の強化」であり、
「軍国主義の復活」であり、「ファシズム国家への道」であり、
<戦前回帰>である。
その高市首相は、11月7日の衆院予算委員会で「台湾有事」について、
その際は日本の「存立危機事態になりうる」と述べた。
公式には台湾を含む「一つの中国」を認めていながら、
こうした発言をするのは「内政干渉」以外の何物でもない。
しかも10月31日には、中国の習近平主席と首脳会談を行い
「戦略的互恵関係」の推進を確認しているのにである。
したがって、これに対し中国は強く反発、「撤回」を求めた。
しかし、「撤回」せず、その後日本と中国の関係は悪化するばかりである。
にも拘らず、高市政権はあくまでも撤回しようとしない。
ということは、「台湾有事」は「「存立危機事態になりうる」と考えているからである。
こうした情勢下、日本ではあまり大きく報道されないが、
12月2日、モスクワ訪問中の王毅外相がロシアのショイグ安全保障会議書記長と会談し、
「ファシズムや軍国主義を復活させようとする企てに断固反撃し、
国連安保理常任理事国としてともに責任を担い、国際正義を守るという点で一致」し、
日本に対抗する方針を確認した。
さらに、中国は他の常任理事国であるフランスやイギリス、アメリカにも、
中国の立場を支持するように求めているとのことだ。
ただ、彼らは「対中包囲網」で一致しているのでどこまで、
中国に肩入れするかわからない。
だが、高市政権の戦前回帰のファシズム色が強まれば強まるほど、
これらの国が、戦前、ファシズムの枢軸国ドイツ・イタリア・日本に対し、
反ファッショ戦線で戦ったようになる可能性もないわけではない。
また、戦前日本帝国主義の侵略で多大な被害を受けた
東アジアの国々からも反発が強まる可能がある。
だから問題は日本国内である。
こうした戦前回帰の高市政権がいかに日本の人々にとって危険であるかを
冷静によく考えるのではなく、マスコミや知識人などが
表面的なやり取りだけを取り上げ、
「高市首相も悪いが反発する中国も悪い」などという論を振りまいていることである。
そして、冷静によく考えている知識人や報道関係者に対し、
中国と日本の国力の差も考えず、
自分たちが再び戦争の惨禍を引き起こすことになることも考えず、
まるで「非国民」のように批判していることである。
まさに「浮気な世論」も戦前回帰しつつあるといえよう。
しかし、ファシズムの嘘が一度暴かれた歴史は、
二度目は喜劇になる他はない。
私達が立ち上がって、みんなで反ファッショ統一戦線を作り出し、
戦前回帰の高市政権の喜劇を作り出して行こう。
そのためには、川柳のような笑いも大事である。
「深刻な悲劇も二度目は喜劇かな」
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