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「ウィシュマさん名古屋入管死亡事件」第20回口頭弁論(2025.12.4)傍聴のご案内
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投稿者: 小野政美

◆「ウィシュマさん名古屋入管死亡事件」第20回口頭弁論(2025.12.4)傍聴のご案内(
2025.11.19)

◆「ウィシュマさん名古屋入管の民族差別・人権侵害と闘う全国市民連合・東海」&「エ
ルクラノの会」の小野です。
長文・BCC重複送信をお許しください。転送転載・SNS拡散をお願いします。

いつも、「ウィシュマさん名古屋入管死亡事件」国家賠償裁判支援・傍聴やウィシュマ・
サンダマリさんのご遺族である原告の妹さん(ワヨミさん、ポールニマさん)への激励や
ご支援、裁判支援、弁護団支援やカンパなど、ほんとうに有難うございます。

(1)2021年3月に名古屋出入国在留管理局施設で収容中に死亡したスリランカ人女性ウ
ィシュマ・サンダマリさん=当時(33)=の遺族が国に損害賠償を求めた訴訟(名古屋地
方裁判所民事第10部「事件名 国家賠償請求事件 令和4年(ワ)第891号」)の第
20回口頭弁論のご案内です。
多くの皆さんの裁判傍聴をお願いします。

(2)第20回口頭弁論以降の裁判の期日は、12月4日(木曜日)です。
【12月4日(木曜日)当日のスケジュール】
13:40~13:55傍聴整理券交付(予定)
14:30~16:30 証人尋問

(3)名古屋地方裁判所  民事第10部
◆「事件名     国家賠償請求事件 令和4年(ワ)第891号」
◇開廷時刻 午後2時30分、法廷番号 名古屋地裁 2号法廷
◆名古屋入管・庁内医師(当時)の新美医師の証人尋問、
◇2025年12月4日(木曜日) ◆傍聴整理券の配布は、名古屋地裁北玄関前に(正面玄関
ではなく)、13時40分から13時55分まで並び、傍聴希望者が予定席を超えた場合、抽選に
なります。
抽選に当たると、整理券と傍聴券を交換して、名古屋地裁正面玄関で、「手荷物検査とボ
ディチェック」を受け、名古屋地裁2号法廷に入り、裁判傍聴になります。

(4)なお、弁護団の都合により、今回は裁判後の記者会見及び報告集会は行われません
。なお、当面の証人尋問においても、弁護団の都合により、裁判後の記者会見及び集会は
行われない予定です。

(5)第20回口頭弁論以降の裁判の期日は、12月11日、新美医師の証人尋問、12月24日
、被告・国側の求める野村医師の証人尋問、原告・遺族の求める今井医師の証人尋問、
2026年1月14日、原告・遺族の求める下(しも)医師の証人尋問の予定です。
 
(6)原告(ウィシュマさんご遺族)と弁護団は、これまでの裁判で、ウィシュマさんを
診察した外部病院の医師の他、当時の名古屋入管局長、処遇担当統括、ウィシュマさんの
担当の看守、庁内内科等医、庁内整形外科医、看護師の証人尋問を求めています。今回の
裁判で、原告・遺族の求める今井医師と下(しも)医師の証人尋問は実施されることにな
りましたが、当時の名古屋入管局長、処遇担当統括、ウィシュマさんの担当の看守、庁内
内科等医、庁内整形外科医、看護師の証人尋問は認められていません。
 
(7)被告側(国)は、既に当時の名古屋入管における医療体制などの事実関係は明らか
になっており、また、当時の名古屋入管局長を証人尋問する必要はなく、医師以外の証人
尋問は不要であるという見解の意見書を出していました。この間の裁判で、大竹敬人裁判
長は、事実関係の証拠はすでに出揃っており、医師の尋問などを踏まえて入管の注意義務
違反を判断するとしています。

(8)前回、第19回口頭弁論に提出された新美医師の「陳述書」によれば、今井医師は入
管の非常勤内科医で、21年1〜3月にウィシュマさんの診療を担当し、合計4回の診察を行
っていました。「亡くなるほどの疾患があるとは思っていなかったので、(死亡に)大変
なショックを受けた」、当時の医療判断について、「不合理なものではなかったと考えて
いる」としています。ウィシュマ・サンダマリさん本人は、名古屋出入国在留管理局施設
で収容当時、体調不良の訴えや極度の体重減少があり、飢餓状態で点滴治療や、原因とな
る緊急入院治療が必要ながあり、ウィシュマ・サンダマリさん本人は、点滴治療や緊急入
院治療を求めていました。当時、新美医師はウィシュマさんの診療を担当していました。

(9)ウィシュマ・サンダマリさんは、スリランカから日本で英語の教師になるのを夢み
て日本に語学留学したウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)は、収容された「名古屋
出入国在留管理局(名古屋入管)」施設で、飢餓状態になるほどの体調悪化し、2021年2
月23日の名古屋入管施設で撮影された映像では、「担当さん、病院の点滴お願い」、「も
うがまんできない、息もできない」と訴えている声が記録されています。3月3日付の「申
出書」には「薬をください」という言葉もあります。その3日後、2021年3月6日、ウィシ
ュマ・サンダマリさんは、本人と支援者の訴えにもかかわらず、救急搬送もされず、飢餓
状態であることがわかっていながら、病院へ救急されず、点滴などの治療も受けられない
まま亡くなりました。9月3日の第19回口頭弁論・記者会見後、ウィシュマ・サンダマリ
さんのご遺族である原告の妹さん(ワヨミさん、ポールニマさん)も参加し、お二人とも
、「支援に感謝しています、支援者の支援がなければ、姉ウィシュマの名古屋入管での死
亡の事件の真相を明らかにすることはできな
 $$!":[H=$K>!$D$3$H$b$G$-$J$$!";P%&%#%7%e%^$N;`K4$N;v7o$N??Aj$rL@$i$+$K$9$k$?$a$K!"@55A$N$?$a$K!"@dBP$KD|$a$J$$!"$3$l$+$i$bB?$/$N3'$5$s$N;Y1g$r$*4j$$$7$^$9!W$HG.$/AJ$($i$l$^$7$?!#
 
(10)9月3日に行われた「ウィシュマさん名古屋入管死亡事件」国家賠償裁判第19回口頭
弁論では、弁論がありました。お二人の意見陳述を紹介します。
「私は、原告のワヨミです。姉を入管で診察していた医者が、陳述書を出したと聞きまし
た。当時の自分の判断は「不合理ではなかった」と述べて、姉の死について責任を認めて
いないそうです。それまでは歩けていたウィシュマが、2021年2月には自分で歩けな
くなって、どんどん弱っていった激しい変化は、この医師の目の前で起こり続けていたの
に。この医師も、看護師も、名古屋入管局長以下職員たちも、誰一人として、身体から栄
養と水分をなくし、ひからびた状態で死んでいくウィシュマに手を差し伸べませんでした
。苦しみながら、ずっと助けを求めていた、姉の声は全て無視されました。これから始ま
る尋問で、必ず、真実が明らかになることを願っております。裁判官に申し上げたいこと
があります。どうぞ、尋問を、医者たちだけで終わらせないで下さい。名古屋入管局長、
当時の入管の職員たち、看護師。彼らの話を聞かないまま、この訴訟が医師の医療ミスで
幕引きされることを遺族は望んではおりません。
それは真実のごく一部でしかないからです。それでは、また同じことが繰り返されてしま
うだけだからです。どうぞ、医師たちの尋問の後、姉の死に深く関わった人々の尋問を続
けていただきたく強くお願いします。私は、今月、日本を離れます。2021年5月に来
日して以来、一時、スリランカに帰国した時期はありましたが、約4年の長い期間を、日
本で暮らしてきました。姉は、日本を深く愛していましたが、私にとって、日本は、姉の
命を奪った国です。日本の国の施設の中で体調を崩していった姉は、スリランカでなら、
簡単に受けられる初歩的な治療を、与えられずに死にました。
私は、姉の死の真実を知りたい一心で、姉を奪ったこの国に来て、長い時間を過ごしまし
た。その間、日本の人びとの優しさにも触れましたが、4年以上もの歳月をかけて、ウィ
シュマの死の責任を誰も認めようとしない、この国の病の深さも知りました。今後も、日
本に戻って来ることがあると思いますので、裁判官にお目に掛かるのもこれで最後とは思
っていませんが、いまこの機会に、姉が亡くなる2か月前に友人に残した言葉をお伝えし
たいと思います。
「人間に生まれてきて、よかったです。動物よりも、私たち人間は深く考えることができ
るから、許すこと、助けることができるのです。…すてきな人生のために私たちは長い人
生を一緒に行かなければなりません。」収容施設の中で、面会しに来て下さる日本の方々
の優しさに触れて、「人間に生まれてきて、よかった」と言った姉は、そこから2か月生
きられませんでした。どうぞ、姉の死の真実を法廷で明らかにすることによって、この国
が命を大切にする国に生まれ変わるよう、裁判官の力を貸して下さい。これが、ウィシュ
マと遺族の祈りであり、強い願いです。

◆「私は、原告のポールニマです。いよいよ、証人尋問の予定が決まり、証人尋問が始ま
ります。姉ウィシュマは、飢餓で脱水の状況になっているのに、入管は点滴をせず、姉を
死に追いやりました。これが姉の死因であることは明らかですし、入管に責任があること
も明らかです。
医師の尋問により、国がどんなに反論しても、姉の死因と入管の責任は明らかであること
が、より確実に分かると思っています。医師の尋問の後には、入管の幹部・職員にも尋問
を行っていただきたいです。
私たちの願いは、姉の死の真相を明らかにすること、入管の責任を明らかにすること、そ
して、二度と同じことが起こらないようにすることです。そのために、有意義な尋問を行
っていただきたいです。」
 
(11)なお、5月20日、ウィシュマ・サンダマリさんのご遺族である原告の妹さん(ワヨ
ミさん、ポールニマさん)が東京地裁に、ウィシュマ・サンダマリさんの名古屋入館施設
での最期の記録映像を全面公開(295時間分)することを求める訴訟を提訴し、第1回
口頭弁論は、9月30日に、東京地方裁判所103号法廷で行われ、これからも続きます。
こちらのご支援もよろしくお願いいたします。
 
(12)「名古屋入管ウィシュマさん死亡事件国家賠償請求訴訟」についてのカンパなどの
支援については、以下をご覧ください。
 
◆ウィシュマさんの妹さんお二人の滞在費や裁判費用等のために、カンパにもぜひご協力
をお願いします。名古屋入管死亡事件弁護団→事件の真相究明のために結成された弁護団
です。
カンパは、遺族の日本滞在、刑事告訴、国家賠償請求訴訟等に使われます。https://wishmalawyers.wordpress.com/%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%91%E3%81%AE%E3%81%8A%E9%A1%98%E3%81%84/

◆◆ウィシュマさん事件国家賠償請求弁護団→カンパは、国家賠償請求訴訟に使われます
。
https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000094
 
全国各地の皆さん、これまでの「名古屋入管ウィシュマさん死亡事件国家賠償裁判」への
さまざまな温かいご支援に心から感謝を申し上げます。
今後とも、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
お元気で。再見。


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