本文の先頭へ
ご案内 : 「憲法寄席」公演「ヒロシマというときー詩人栗原貞子の生涯ー」
Home 検索
「憲法寄席」創作集団の高橋省二です。

「憲法寄席」公演2015秋公演「ヒロシマというときー詩人栗原貞子の生涯ー」が迫っ
てきました。
11月30日(日)11時〜、14時〜(2回上演 開場は30分前)。北とぴあ15階
ペガサスホール(王子駅北口4分、地下鉄南北線「王子」5番出口直結)、一般3500
円(学生2000円)※ペア券6500円あり。事前予約不要。
 今年は戦後80年・被爆80年の節目の年でもありながら、核兵器禁止締結世界会議へ
のオブザバー参加すら拒む日本政府、さらには「核は安上りだ」「核抑止論こそ核戦争を
防げる」といった空論が為政者の口から出てくるのが「被爆国」日本の現状です。
 あらためて栗原貞子が「一度目は過ちでも/二度目は裏切りだ/死者たちをわすれまい」
等で、未来への警告、告発、戒めを訴え続けてきた意味を、きちんと受け止めるべきでは
、という思いで、但し深刻にならず<憲法寄席>流に♪♪<講談・朗読・寸劇・歌・韓国
舞踊>♪♪などを織り交ぜながら上演します。
 チラシ及び詳細は、下記までご連絡を!
  問合せ:憲法寄席(orimaru-takahasihi2019@jcom.zaq.ne  090-4385-7973 高橋)

<付記>  栗原貞子は、詩「生ましめんかな」「ヒロシマというとき」など数多くの優れた作品を 書いた被爆詩人です。と同時に、反戦・反核・平和の活動家、思想家として数多くの発言 、著書を残した「行動する詩人」だといえます。  栗原貞子は、敗戦翌年の1946年3月には、(原爆の真相を公に出来ない)米軍のプ レス・コード(検閲)下で、夫栗原唯一やプロレタリア文学者細田民樹らとともに「中国 文化」創刊号<原子爆弾特集号>を発刊(3000部)し、他に先駆けて核の恐ろしさ、 非人道性を告発しました。  また1965年に始まったべ平連のべトナム反戦平和運動に参加する中で、戦後、日本 は憲法をないがしろにして軍拡への道を歩み、米軍の後方基地として経済成長を遂げてき たことを目の当たりに痛感し、「これまでの反戦平和運動は、被害者の立場から、加害者 である国家権力を告発する運動であったが、実は被害者であることによって加害者である という、自己の二重の立場をみとめないわけにはいかなかった。」「原爆被爆者も又、原 爆被害者であると同時に、軍都廣島の市民として侵略戦争に協力した加害者であった」と 表明して、「ヒロシマというとき」という詩を発表し、被爆者自身の戦争責任を問う作品 を発表し、国内外に反響、物議を呼びました・・・・・・・・・・・・。

Created by staff01. Last modified on 2025-11-13 19:58:42 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について