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たんぽぽ舎です。【TMM:No5285】
2025年10月31日(金)地震と原発事故情報−
5つの情報をお知らせします
転載・転送歓迎
(転載される方はご一報いただけると幸いです)
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★1.米韓首脳会談による原子力潜水艦計画公表に抗議する
韓国の原潜建造計画は北東アジアを深刻な危機に陥れる
朝鮮半島の核開発を止めるために日本も共に原潜計画を放棄せよ
山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)
★2.地震列島=日本に原発を造るな! 東海第二原発を廃炉にせよ!
柏崎刈羽原発を再稼働するな! 核汚染水の海洋投棄をやめよ!
1.第88回日本原電本店抗議行動 17:00より18:00
2.第146回東電本店合同抗議行動 18:45より19:45
11月5日(水)2つの抗議行動へ ご参加を!
「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」
「東電本店合同抗議行動実行委員会」
★3.高市首相の妄想と現実
軍用機ではパイロット1人を稼働させるのに
整備員など裏方が30人必要
自画自賛で無謀な戦争を始めて自滅しただけではないか
(第2次世界大戦)
上岡直見[環境経済研究所代表、新潟県原子力災害時の
避難方法に関する検証委員会委員(元)]
★4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
◆11/25-29福島原発事故被害放射能毒・
化学毒を考える展示会のご案内
会場:地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
★5.新聞・配信より4つ
◆上関原発訴訟で口頭弁論、判決は2025年度中に
(10月30日「中國新聞デジタル」より抜粋)
◆使用済み核燃料を一時保管…乾式貯蔵施設、
福井県内2カ所目の設置許可 原子力規制委員会 美浜原発敷地内
(10月30日16時20分「福井新聞ONLINE」より抜粋)
◆泊村議会、泊原発再稼働に同意 北海道
(10月31日11時41分「共同通信」より)
◆収容所ひどい扱い垣間見た 支援船団で一時拘束 安村美香子さん
久々の漁、ニュースに「うれしかった」
ガザに目を向けて 続く飢餓 国際社会鈍い動き
恒久的停戦へ「日本も働きかけ強めて」
(10月29日「東京新聞」朝刊21-22面「こちら特報部」より抜粋)
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※11月5日(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!
1.第88回日本原電本店抗議行動
2.第146回東電本店合同抗議行動
2つの抗議行動の詳細は、■2.を参照願います。
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※11月13日(木)「改憲の現実の危機と衆参憲法審議会の状況」
お 話:小西洋之さん《参議院議員(立憲民主党)》
日 時:11月13日(木)18時より21時(開場17時30分)
講師のお話は18時30分より
会 場:たんぽぽ舎セミナー室 定員 30名
参加費:900円(資料代含む)(学生 500円)
予約方法:たんぽぽ舎あてに電話03-3238-9035、又はメール
tanpopo3238@yahoo.co.jp で氏名と電話番号を
お知らせ下さい。受付番号をお伝えします。
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※11月15日(土)山崎ゼミ「日本の原発 最新情報」
「東京電力の闇」 その3
お 話:山崎久隆さん(たんぽぽ舎共同代表)
日 時:11月15日(土)14時より17時
会 場:たんぽぽ舎セミナー室 定員 30名
参加費:900円(資料代含む) 予約の必要はありません
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※11月21日(金)第54回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)
福島第一原発の核汚染水海洋投棄を中止せよ!
老朽原発うごかすな! 東海第二原発再稼働するな!
フクシマは終わっていない!
日 時:11月21日(金)18時30分より19時45分
場 所:首相官邸前
主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会
定 例:毎月第3金曜日
次回の第55回は、12月26日(金)18時30分より19時45分です。
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┗■1.米韓首脳会談による原子力潜水艦計画公表に抗議する
| 韓国の原潜建造計画は北東アジアを深刻な危機に陥れる
| 朝鮮半島の核開発を止めるために日本も共に原潜計画を放棄せよ
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)
韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領がトランプ米大統領に対し原子力
潜水艦(原潜)の燃料供給を要請したと報じられている。
(毎日新聞10月29日付)
(トランプ米大統領と韓国の李在明大統領は29日、韓国南東部・慶州
で会談した。李氏は核兵器開発を高度化させる北朝鮮の動向を念頭に、韓
国が原子力潜水艦を独自に開発するために核燃料の保有を認めるよう米国
側に求めた。)
この事実は、北東アジアの平和と安定を根底から揺るがす危険な一歩で
あり、断固として反対する。
この計画は、単なる防衛力の強化にとどまらず、地域の核軍拡競争を不
可逆的に激化させ、核戦争への道を開きかねない極めて無責任な行動
である。
1.具体的事実関係と過去の経緯
李大統領が米大統領に原潜用燃料の供給を求めたことは、韓国独自の
原潜建造計画が存在し、その原子炉と燃料が米国から供与されることを前
提としていることを意味する。
米国の強い関与と特別の許可がなければ、そもそも建造・運用は不可能
であり、米韓原子力協定の下で軍事利用可能な核燃料の供給を実施するこ
とを意味する。これは日本にとっても無関係ではない。
過去、韓国の原潜開発の試みは、盧武鉉政権下の2003年に極秘に進め
られた「362事業団」まで遡る(ニューズウィーク2017年)。
この計画は、国際的な疑惑により解体された経緯があり、国内だけでな
く国際的な核の透明性に対する懸念を生じさせてきた。
その後も、次期潜水艦が原潜ではないかとの報道(中央日報2021年)
があるなど、韓国は政権が変わっても原潜建造への強い意志と計画を継続
している。
第一次トランプ政権に対して文在寅大統領が同様の要請を行ったが、事
実上拒否されている経緯がある(中央日報2017年)。
それにもかかわらず、再び原潜という「核のフタ」を開けようとする行
為は、国際的な核廃絶運動に対する破壊的な行為にほかならない。
2.日韓・米朝関係、そして北東アジアの軍事拡大
韓国政府は、原潜が北朝鮮の弾道ミサイル搭載潜水艦(SLBM)への
対抗策であり、日本海での防衛任務を担うことで米軍の負担軽減につなが
ると主張している。
しかし、これは極めて短絡的で危険な、軍事合理性をも超える地域の戦
略的バランスの破壊を意味する。
一方で確実に、米朝関係の緊張激化を引き起こすだろう。
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の核・ミサイル開発が継続する中、
韓国の原潜保有は、北朝鮮にとって「対話」の拒絶とみなし、「核抑止
力」をさらに強化するための決定的な口実となる。
結果として、朝鮮半島における軍事的緊張レベルは過去最高に引き上げ
られる。核実験も再開され、この狭い地域に戦術核弾頭を大量配備する事
態も想定される。これに対抗する米側も、核弾頭搭載型ミサイル原潜を近
海に配備するなど、エスカレーションする危険性が高まる。
その後に続くのは、連鎖的な軍拡競争の波である。
韓国の原潜保有は、中国、ロシア、そして日本を含む周辺国に対し、対
潜水艦戦(ASW)能力の急速な強化、あるいは戦略兵器のさらなる導入
という連鎖的な軍拡競争を誘発する。
北東アジア全域が、「疑心暗鬼」と「相互確証破壊」の瀬戸際に立たさ
れることになる。
日韓関係の悪化も起きる。
日本海に原潜の活動領域が広がった場合、安全保障上の透明性を巡り、
日韓間の深刻な不信感と軍事的な摩擦は避けられない。
過去に竹島をめぐり自衛隊機へのレーダー照射事件をきっかけに日韓関
係が悪化したこともあり、歴史問題がからめばさらに冷え込む両国関係
に、加えて原潜配備となれば、軍事的な火種を投下する行為であり、地域
の経済的かつ安全保障的連携を根本から崩壊させる。
3.被ばく、海洋汚染、そして核戦争への道という絶対的な危険
原潜の建造と運用は、技術的な側面を超えた、人類と環境に対する深刻
な脅威を内包している。
被ばく・海洋汚染リスクは、軍事衝突がなくても避けられない。
艦艇用原子炉の運用に伴い必然的に発生する、運転時の放射性廃棄物の
蓄積と海洋投棄、そして事故による潜水艦の破壊に伴う膨大な放射性物質
の拡散は、日本海や東シナ海などの狭い閉鎖海域で起きれば、半永久的な
環境リスクを生む。
北東アジア全域の海洋生態系と人々の健康に、取り返しのつかない深刻
な汚染(被ばく)をもたらすだろう。
過去に、ソ連崩壊時に起きた原潜の管理不能による汚染水日本海投棄問
題では、汚染水処理のための設備を当時のソ連に供与したことがあった。
その悪夢がよみがえる。
そしてこれは「核戦争への道」へと直結する。
原子力潜水艦の導入は、軍事大国クラブへの扉を開くことと同義であ
り、究極的には核兵器開発への技術的な誘惑となる。
原潜の推進技術は核兵器開発に転用可能な技術的基盤を提供し、国際的
な監視の目を逃れた技術のブラックボックス化は、核不拡散体制の最終的
な崩壊を意味する。
韓国の今回の行動は、「核ドミノ」の第一歩として歴史に刻まれる可能
性さえはらんでいる。
4.平和と安定のための即時撤回を求める
韓国の原潜建造計画は、地域の平和維持という名目とは裏腹に、北東ア
ジアを軍事衝突のリスクにさらす極めて危険な道へと誘導するものである。
韓国政府に対しては、目先の軍事的な優位性や内政的な主張を超え、地
域の未来と人類の安全に対する重大な責任を自覚するよう強く求める。
北朝鮮も日本も含め、原潜建造計画を即刻、無条件で撤回し、対話と外
交を通じた持続可能な平和構築の努力に復帰することを強く求める。
※《事故情報編集部》よりメールマガジン読者にお願いです
この山崎久隆文章に対するご意見、感想を募集いたします。
メールマガジンで紹介する予定です。よろしくお願いいたします。
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┗■2.地震列島=日本に原発を造るな! 東海第二原発を廃炉にせよ!
| 柏崎刈羽原発を再稼働するな! 核汚染水の海洋投棄をやめよ!
| 1.第88回日本原電本店抗議行動 17:00より18:00
| 2.第146回東電本店合同抗議行動 18:45より19:45
| 11月5日(水)2つの抗議行動へ ご参加を!
└──── 「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」
「東電本店合同抗議行動実行委員会」
1.第88回日本原電本店抗議行動
東海第二原発の防潮堤は「設計も施工も」無理とごまかしだらけ
欠陥工事による防潮堤は大地震・大津波に役立たず
小手先の補修工事でなんとかなるものではない
日本原電は再稼働をあきらめ、東海第二の廃炉を決めよ!
日 時:11月5日(水)17:00より18:00
場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)
JR秋葉原駅より5分
主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」 TEL 070-6650-5549
協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」
☆次回の第89回は、12月3日(水)17:00より18:00です。
定例行動日は、毎月第一水曜日です。
2.第146回東京電力本店合同抗議行動
柏崎刈羽原発を再稼働するな! 放射能汚染水海洋投棄を中止せよ!
東電は2200億円の原電支援するな!
東電は福島第一原発事故の責任をとれ!
日 時:11月5日(水)18:45より19:45
場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)
呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947
「たんぽぽ舎」 03-3238-9035
賛 同:東電株主代表訴訟など141団体
・プラカード、ノボリ旗をたくさん持参してください。
☆次回の第147回は、12月3日(水)18:45より19:45です。
定例行動日は、毎月第一水曜日です。
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┗■3.高市首相の妄想と現実
| 軍用機ではパイロット1人を稼働させるのに
| 整備員など裏方が30人必要
| 自画自賛で無謀な戦争を始めて自滅しただけではないか
| (第2次世界大戦)
└──── 上岡直見[環境経済研究所代表、新潟県原子力災害時の
避難方法に関する検証委員会委員(元)]
◎ 自衛隊の「観閲式」という行事がある。これはどの国でもあり、よく
報道される北朝鮮の軍事パレードもその一つである。
日本では具体的には中央観閲式(陸上自衛隊)・観艦式(海上自衛隊)・
航空観閲式(航空自衛隊)である。これは内閣総理大臣に対する行事なの
で過去には社会党の村山元総理大臣も参加してオープンカーで閲兵して
いる。
おそらく高市首相はこれを夢見ていたことだろう。ところが防衛省によ
ると今年以降、当分の間中止される。理由は人手不足で余裕がないためと
いう。
◎ 保守勢力が「原子力潜水艦が必要だ」、「本格的航空母艦が必要だ」な
どと騒いだところで、人手が制約となって現実性は疑わしい。
実際、これから計画される海上自衛隊の艦艇は小型化の方向にある。
これも人手不足が背景にあるという。艦艇というのは、搭載する武装以
前の問題として運用するだけで大変な労力が必要となるからだ。
現在でも海上自衛隊の艦艇は、小さな艦体に過剰な装備を詰め込んで
アンバランスを抱えているという。(※1)
いわば自衛隊自身が実戦を想定していない姿勢が露呈している。
◎ 自衛隊の装備というのは、航空機・艦艇・戦車などを買えば済むもの
ではない。
軍用機では、パイロット1人を稼働させるのに整備員など裏方が30人
必要といわれている。
それも直接的な要員だけで、さらにその背後に民間企業の技術者など
多くの人手が必要となる。原子力潜水艦など複雑なシステムではさらにそ
れが重荷になる。
◎ 「日本の自衛隊は世界一」などという情報は、メディアやネットで自
衛隊礼賛を好む読者やリスナーに迎合した商業主義だけで、実態とはほど
遠いという。
高市首相が所信表明演説で述べた「世界の真ん中で咲き誇る日本外交を
取り戻す」はまさに昔の「八紘一宇」(※2)の妄想である。
しかし「取り戻す」というが、過去にそんな状況があったのだろうか。
自画自賛で無謀な戦争を始めて自滅しただけではないか。
(※1)文谷数重「なぜ海自水上艦艇はバランスを欠くのか」
『軍事研究』2025年11月
(※2)「八紘一宇」はっこういちう
「世界を一つの家にする」を意味するスローガン。第2次世界大戦中に
日本の中国、東南アジアへの侵略を正当化するためのスローガンとして
用いられた。 (ブリタニカ国際大百科事典より抜粋)
https://kotobank.jp/word/%E5%85%AB%E7%B4%98%E4%B8%80%E5%AE%87-115006
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┗■4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
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◆11/25-29福島原発事故被害放射能毒・化学毒を考える展示会のご案内
日 程:11月25日(火)〜29日(土)
会 場:地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
(東京都渋谷区神宮前5丁目53-70)
主 催:福島原発事故被害放射能毒・化学毒原因裁定を求める会
連絡・問い合わせ先:原因裁定を求める会共同代表&事務局長・
藤原 080-4868-7388 fujiwara.t2015@gmail.com
「福島原発事故被害放射能毒・化学毒原因裁定を求める会」では、渋谷
区青山で展示会を開催します。
1.広島・長崎への原爆投下や、2.ビキニ環礁における水爆実験、
そして3.2011年3月の福島第一原発1号機、2号機、3号機の爆発事
故による放射性微粒子(ホットパーティクル)を含んだプルーム(雲)が
飛来して地表にフォールアウト(降下)し、放射能毒と化学毒の複合的な
影響によって健康被害が発生したことは明らかです。
そしてそのホットパーティクル中の核種別放射能寄与率を調べたとこ
ろ、1から3のすべてのケースで毒物「テルル」がランキング1位である
ことが明らかになりました。
展示会では、この3つのケースについて詳細を明らかにした事実をパネ
ルにして展示します。ぜひ、ご覧ください。
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┗■5.新聞・配信より4つ
└────
◆上関原発訴訟で口頭弁論、判決は2025年度中に
山口県上関町に原子力発電所建設を計画する中国電力が、地元の住民団
体「上関原発を建てさせない祝島島民の会」に予定地での海上ボーリング
調査を止めないよう求めた訴訟の第16回口頭弁論が30日、山口地裁岩国
支部であった。
小川暁裁判長は次回期日の2026年1月29日に結審することを決めた。
2025年中に判決を言い渡す。 (10月30日「中國新聞デジタル」より抜粋)
https://www.47news.jp/13382948.html
◆使用済み核燃料を一時保管…乾式貯蔵施設、
福井県内2カ所目の設置許可 原子力規制委員会 美浜原発敷地内
関西電力美浜原発の敷地内で使用済み核燃料を一時保管する乾式貯蔵施
設について、原子力規制委員会は10月29日、設置を許可した。
関電は福井県内3原発全てで設置を計画しており、規制委の許可を得た
のは高浜の1カ所目に続き2カ所目。実際の設置には原子力安全協定に基
づく県と地元美浜町の事前了解が必要となる。
乾式貯蔵施設は、原発内の貯蔵プールで一定期間冷やした使用済み核燃
料を金属製の専用容器「キャスク」に密封し、空気の自然対流で冷却す
る。関電は2030年ごろに県外で操業開始を目指す中間貯蔵施設への円滑
な搬出に向けた準備施設と位置付けている。
高浜に2カ所、美浜と大飯に各1カ所設置する計画で、使用済み核燃料
の保管容量は計1530体(700トン)。輸送容器も兼ねるキャスクを横にし
て置き、1基ずつ鉄筋コンクリート製の格納設備で覆う。新たな建屋は設
けない。
美浜では、3号機原子炉補助建屋北側の敷地にキャスクを最大10基設
置し、保管容量は210体(100トン)。4カ所のうち最も規模が小さく、
関電は2026年ごろの着工、2030年ごろの運用開始を目指している。規制
委は9月に設置を認める審査書案を決定し、29日の会合で委員全員が原
子炉設置変更の許可に賛成した。
関電の乾式貯蔵施設に関して、規制委は5月に高浜の1カ所目の設置を
許可し、高浜の2カ所目と大飯の審査も進んでいる。(後略)
(10月30日16時20分「福井新聞ONLINE」より抜粋)
https://www.47news.jp/13383276.html
◆泊村議会、泊原発再稼働に同意 北海道
原子力規制委員会の審査に合格した北海道電力泊原発3号機が立地する
北海道泊村議会は31日、臨時本会議を開き、早期再稼働に同意すること
を決めた。
高橋鉄徳村長は閉会後、報道陣の取材に「住民の代表である議会の判断
を重く受け止めている。村としての考えをしかるべき時期に議会に伝えた
い」と述べた。
本会議では「村の産業の活性化につながる」との村民の期待が大きいと
して再稼働を求める意見書を可決した。
北海道電力は2027年早期の再稼働を目指しており、安全協定を結ぶ周
辺4町村や知事の同意が得られるかどうかが焦点。鈴木直道知事や周辺町
村の首長はこれまで賛否を保留している。
泊村議会では10月24日、原子力関係の特別委員会が原発周辺地域の商
工会などが早期再稼働を求めて提出した陳情書を採択し、再稼働を容認す
る方針を決めていた。
周辺の共和町、神恵内村の特別委も28日に同じ陳情書を採択し、議会
の同意方針が事実上固まった。岩内町では審査が続いている。
(10月31日11時41分「共同通信」より)
https://www.47news.jp/13387117.html
◆収容所ひどい扱い垣間見た 支援船団で一時拘束 安村美香子さん
久々の漁、ニュースに「うれしかった」
ガザに目を向けて 続く飢餓 国際社会鈍い動き
恒久的停戦へ「日本も働きかけ強めて」
パレスチナ自治区ガザでの停戦直前、危険を覚悟で事態を動かそうと支
援船団に乗ったスウェーデンの環境活動家グレタ・トウンベリさんら各国の
市民がイスラエル軍に一時、拘束された。
そのうちの一人、オランダ在住の会社員安村美香子さん(63)=大津市
出身=が今月下旬、「こちら特報部」の取材に応じた。
ドローン攻撃にも遭ったという船団から見えたガザ危機とは。
(福岡範行、森本智之) (中略)
千葉大学の栗田禎子教授(中東現代史)は「安倍政権以降、日本はイス
ラエルの軍事産業と結び付きを強めてきたが、軍事的・経済的協力関係を
見直すべき時期に来ている。防衛省はイスラエル製ドローン購入を検討し
ているが中止すべきだ」と述べ、こう提言する。
「ジェノサイド(集団殺害)を防ぐためガザへの即時かつ十分な支援物
資搬入を行い、イスラエルの占領終結のため各国が行動することは、国際
司法裁判所が求めている。恒久的停戦とガザへの大規模支援、占領終結の
ため、日本も働きかけを強めるべきだ」
(10月29日「東京新聞」朝刊21-22面「こちら特報部」より抜粋)
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※【動画アップの紹介】
☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より
https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3
・20250927 UPLAN 山崎久隆
「東京電力の闇 その2 柏崎刈羽原発は再稼働どころではない状態、
デブリ取り出し計画は実現するのか」
https://www.youtube.com/watch?v=AXi0J7RxGCA
・20250926 UPLAN 原発いらない金曜行動
https://www.youtube.com/watch?v=d5WxPM2D8NE
・20250923 UPLAN【集会】さようなら原発1000万人アクション全国集会
https://www.youtube.com/watch?v=UDnP3KKLL20
・20250923 UPLAN【渋谷デモ】さようなら原発1000万人アクション全国集会
https://www.youtube.com/watch?v=_mK1_luvpqQ
・20250903 UPLAN 第86回とめよう!東海第二原発 日本原電本店抗議行動/
第144回東電本店合同抗議
https://www.youtube.com/watch?v=y6PN6sltbss
・20250823 UPLAN STOP!! 原電東海第二原発の再稼働 いばらき大集会
https://www.youtube.com/watch?v=pfsCqsXR-Uw
・20250823 UPLAN 【デモ】STOP!! 原電東海第二原発の再稼働
いばらき大集会 https://www.youtube.com/watch?v=v0jH-p7aJtg
・20250728 UPLAN 白石草「(福島県)「甲状腺検査」の今」
https://www.youtube.com/watch?v=4jNaSaGMXms
・20250712UPLAN 山崎久隆「東電の闇 経営破綻寸前で原発再稼働の恐怖」
https://www.youtube.com/watch?v=KGnu7sewuzk
・20250702 UPLAN 第84回とめよう!東海第二原発 日本原電本店抗議行動/
第142回東電本店合同抗議
https://www.youtube.com/watch?v=UwY7gFox7zs
・20250626 UPLAN 山田朗 第7回講座「サンフランシスコ講和条約と日米安保」
https://www.youtube.com/watch?v=XFCrhP8hko4
・20250620 UPLAN 第49回原発いらない金曜行動
https://www.youtube.com/watch?v=xjOEzjSaz_M
・20250610 UPLAN 天笠啓祐「バイオテクノロジーと現代社会」
https://www.youtube.com/watch?v=WJNxMJYD2Kw
・20250607 UPLAN 多原良子「アイヌ女性の複合差別からの脱却を目指して」
https://www.youtube.com/watch?v=uPF1s5TdIwI
・20250606 UPLAN 東電株主代表訴訟控訴審判決
https://www.youtube.com/watch?v=-riUMrgEtn0
・20250531 UPLAN 珠洲原発阻止−日本を救った人たち
青木美希氏のたんぽぽ舎36周年記念講演
https://www.youtube.com/watch?v=PTN4EjtIt3o
・20250529 UPLAN 孫崎享「トランプ政権とこれからの日本」
https://www.youtube.com/watch?v=t9U3LjeXiq0
・20250516 UPLAN 原発いらない金曜行動
https://www.youtube.com/watch?v=2jKKr4bGzH4
・20250515 UPLAN 山田朗【シリーズ戦後改革第6回】
「G2と逆コース、朝鮮戦争と再軍備」
https://www.youtube.com/watch?v=mrBkxefHXMg
・20250508 UPLAN 避難住宅追い出し訴訟控訴審・判決
https://www.youtube.com/watch?v=9smkeHHg5kk
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☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震と原発事故情報」
へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856
☆《事故情報編集部》より
2024年2月中旬から、『月曜、水曜、金曜、土曜』の週4回の発信と
なりました。「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合
は、発信することもあります。
メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他
投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。
1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、
自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。
2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し
よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)
執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ
書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。
例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、
たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)
3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、
どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。
そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先
など必要事項を400文字以内でお送り下さい。
件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
メールマガジンへのイベント案内は1回だけの
掲載とさせていただきます。
4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、
タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。
件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。
5.【読者からのつぶやき】(仮)
☆字数は2から4行位(70文字から140文字程度)、
タイトルも付けて下さい。
☆テーマ:原発関連、「今、悩んでいること、困っていること」、
ガザへの思い、ウクライナについて、政治の腐敗について、
武器輸出問題、パンデミック条約…等々
☆投稿者名は、ペンネームも可能です。名前の後ろにかっこで
在住県名を入れて下さい。
「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の
別アドレス < tanpopo3238@yahoo.co.jp > です。
なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上、全て掲載できない場合も
あります。ご了解下さい。
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