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LNJ Logo 渡部通信(9/30): ガザ問題とトランプ来日について
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渡部通信(9/30): 明けない夜はない(332)<若者を再び戦場に送るな!(82 )ガ
ザ問題とトランプ来日について>

============================= イスラエルのガザ侵攻と虐殺が止まりません。 そのため、ガザの大きな建物は殆ど破壊され、 イスラエル軍による死者は6万6000人を超えています。 また、イスラエルはガザへの支援物資の搬入を認めず、 そのため、ガザの住民たちは逃げ場もなく、次々に餓死に追いやられる状態になっていま す。 これに対し、国際的に、パレスチナの人々を救おうという世論が高まり、 9月16日には、国連の調査委員会がガザでジェノサイド(大量虐殺)が行われ、 それをネタニヤフ首相らが扇動したと結論づけました。 また。9月22日には国連で、イスラエルとパレスチナの 「2国家共存」による和平を推進する会議が開かれました。 この時点で「パレスチナ国」を承認する国は150を超えました。 150か国と言えば国連加盟国193か国の約8割に上ります。 しかもそれまでG7の国はどこも承認していませんでしたが、 今回はイギリス、フランス、カナダが承認しました。 しかし、日本政府はアメリカのトランプに遠慮し、承認しませんでした。 そのトランプは昨日(9月29日)、 「ガザ地区の戦争終結に向けた20項目の和平案」を イスラエルのネタニヤフ首相と一緒に発表しました。 そこで述べられているのは、ガザ全体の破壊とハマスの壊滅を前提にしたものでした。 そして、それがなされた後には、ガザにトランプ大統領が委員長となって、 「平和委員会」を作り、ガザを「中東のリビエラ」というリゾート地にして、 「中東で繫栄する近代都市」にするというものです。 そのため、ガザへの投資を呼びかける専門家グループを設立すると述べています。 また、ガザからの脱出を希望する者には「保護された」通過権を与えるというものです。 そして、パレスチナ人たちが反対しないように ガザに新たな「国際安定化部隊」を展開するとも述べています。 このことは、明らかに、トランプが最初に画いていた構想です。 こうして、トランプは中東を自分の思いのままになる地域(植民地)にしようとしている のです。 これは明らかに、20世紀初頭以来の帝国主義的政策の延長にほかなりません。 このようなトランプ大統領に対し、現在世界各地で反対の声が上がっています。 9月17日には、イギリスでトランプ訪問に抗議する大規模なデモが行われました。 9月26日にはコロンビアのペドロ大統領が、国連本部の近くの集会で、 「アメリカ軍の兵士たちに呼びかける。人々に銃を向けるな、 トランプの命令に従うな、人道的な命令に従え」などと発言しました。 このトランプは10月末にも日本にやってくるようです。 トランプ大統領はイスラエルのガザ侵攻・虐殺の最大の支援者です。 私たちもトランプ来日に反対の声を上げたいと思います。トランプは日本に来るな!! 〇本日(9月30日)「戦争をさせない杉並1000人委員会」は、 16:00〜17:00 南阿佐ヶ谷駅前(区役所前)で、 街頭宣伝を行います。 〇また、「杉並市民アクション」は、11月7日(金)18:50〜20:50、 セシオン杉並で、「大軍拡の現状と台湾有事〜武力ではなく平和外交で!〜」 という講演会(講師:布施祐仁さん)を開きます。 ************************************************************ 「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス https://houinet.livedoor.blog/ 千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ http://hinokimitcb.web.fc2.com/ 「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト http://hinokimi.web.fc2.com/

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