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東京東部労組:みずま雪絵葛飾区議を応援する労働者集会を開催
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東京東部労組の須田です。
以下、昨夜開催したみずま雪絵葛飾区議を応援する労働者集会の報告です。

みずま雪絵葛飾区議を応援する労働者集会を開催

葛飾区議会議員のみずま雪絵さんが今年11月に実施される葛飾区議会議員選挙に4期目の当選をめざして立候補を表明したことを受けて、東京東部労組が加盟する葛飾区労協の呼びかけで9月16日、「みずま雪絵葛飾区議を応援する労働者集会」が葛飾・堀切地区センターで開催されました。

集会には地域の労働組合・団体などから約80人が集まりました。司会をつとめた葛飾区労協の須田事務局長が「みずまさんの区議としての3期12年にわたる活動は労働者の生活と権利そして命を守るという立場に集約される。ともに闘う労働者の代表だと心から思えるみずまさんの4期目の当選をみんなの力で勝ちとろう」と開会あいさつしました。

続いて主催者あいさつとして葛飾区労協の三浦議長のメッセージが代読されました。三浦さんは難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)と闘病中で来場がかないませんでしたが、かろうじて動く右手でタブレットを使ってメッセージを作成しました。そこには「呼吸を確保するために6月に喉に孔を開けました。全く声が出せなくなりました。自分の思いや考えを表出できないのはつらく悔しく残念です」としながらも「職場、地域の中にも声が出せない人たちがいます。『声を出そう』『声を上げよう』という呼びかけをお願いします。みずま雪絵さんと共に、みなさんと共に私も声を上げていきます」と記されていました。参加者一同は、この三浦議長の「声」を受けて集会に臨みました。

集会のメインは、みずまさんのミニ講演「わたしと労働運動」でした。みずまさんは介護労働者として働いていたときに他事業所よりも時給が低いことで人員配置基準が守られず休日がとれない職場でヘルパーの仲間とともにユニオンに加入して声を上げたことで是正を実現した経験を語りました。「ひとりでは怖かったが、仲間がいたから声を上げることができた。それまで不満を飲み込んで働いてきたが、みんなで声を上げれば状況を打開できるという経験はわたしの人生観を変えた。声を上げようと決めたときに私の心にぽっと灯がともった。あれは怒りだったと思う」と振り返り、「区議になってから議案の賛否を決めるにあたって自分はその議案が働く人の現場や環境にどう影響するかで判断している」と語りました。

また、先の参院選で外国人に対する差別排外主義を扇動する勢力が伸長したことに触れ、「労働運動では外国にルーツを持つ人とも助け合って活動してきた。それだけに参院選はもどかしく悔しかった。こんどの葛飾区議選では自分が候補者として差別排外主義はちがうとはっきりと言っていきたい。地域で働く人みんなを守る区政を訴えていきたい」と話しました。

その後、各労組・団体からの連帯アピールとして、東京清掃労組葛飾支部、京成バス労組金町分会、東京太陽労働組合、全労働者組合、東京東部労組、ユニオンネットお互いさま、東部全労協、朝鮮総連葛飾支部から、みずまさんを激励・応援する発言を受けました。

「みずま雪絵と歩む会」の望月さんから選挙戦に向けた行動提起があった後、みずまさんが再び登壇し「今回の選挙は激戦と言われているので半分弱気な気持ちもあったが、今日の集会でやっぱり自分は当選しないといけない、働く人の声が届く政治を実現しないといけないという強い気持ちになった。残る期間を力を尽くして頑張り抜きたい」と決意表明しました。最後に葛飾区労協顧問で国労OBの清水さんの音頭による団結ガンバローで集会を締めくくりました。

労働者は職場で、地域でとともに声を上げよう!
労働者とともに闘うみずま雪絵さんを応援しよう!

■参照ブログ記事
https://note.com/tobu19681226_001/n/n05210de39bee

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