ご案内 : 9.12 韓国オプティカルハイテック労組支援集会

尾澤邦子です。参加・ご協力のお願いです。

9月12日（金）午後6時半から、東京の文京区民センター２Aで「韓国オプティカルハイテ
ック闘争勝利をめざす9.12集会」を開催します。
日東電工の一方的な工場閉鎖・解雇に対して、解雇撤回・雇用継承を求める闘いが行われ
ています。

韓国オプティカルハイテックは、日東電工が100％出資して韓国のクミ市に設立した会社
で、スマホやアイフォンなどに使われる偏光フィルムを生産していました。2022年10月に
工場で漏電による火災が発生し、日東電工は工場を再建せず、労働者を解雇しました。日
東電工はもう一つの子会社、ピョンテク市にある日東オプティカルに生産を移しました。
納得いかない労組は、日本本社に対し、解雇撤回、ピョンテク工場での雇用継承を訴えて
います。日東電工は労組事務所での活動を妨害するため労組と労組員に損害賠償を請求し
、工場の取り壊しを強行しようとしましたが、労組員のパク・チョンヘさんとソ・ヒョン
スクさんが工場屋上に登り、籠城を行いました。昨年1月8日からです。ヒョンスクさんは
体調をくずし、今年4月に籠城を中断しましたが、パク・チョンヘさんは600日になる8月
29日までがんばりました。共に民主党の代表や雇用労働部長官、大統領室などの説得と、
会社との話し合いの場を設定するという約束のもと、地上に降り立ちました。
12日の集会では、その時の映像と労組員からのアピールを紹介します。

日東電工は、なぜ話し合いで争議を解決しようとしないのでしょうか。昨年6月、労組は
話し合いを求めて来日し、社長宅を訪問しました。訪問の趣旨を伝えても反応がなかった
ため、家の前で組合員の手紙を読み上げました。誇りをもって一生懸命に働いてきたこと
、解雇されてとても悲しく苦しく、早く働きたいということが切々とつづってありました。

労組の話し合いを求める行動であったにも関わらず、高﨑秀雄社長は、「支援する会」の
尾澤孝司・尾澤邦子、通訳の加藤さんを指名して、東京地裁に「面談強要等」で訴えまし
た。

11月14日（金）午後1時半から第1回公判が開かれます。
9月12日の集会では、浅野弁護士からお話があります。
日東電工の労組弾圧、日韓連帯運動への弾圧を許さず、闘いたいと思います。ご支援・ご
協力をよろしくお願いします。

また、9月25日（木）午後5時半から、日東電工東京本社（JR品川駅港南口から約6分　品
川シーズンテラス26階）前で、韓国オプティカルハイテック労組支援の「音楽と文化によ
る宣伝行動」を行います。こちらにもご参加ください。