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【労組反戦】関東大震災虐殺から102カ年糾弾・追悼行動を実施
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東京東部労組の須田です。
以下、昨日実施した関東大震災虐殺の追悼行動の報告です。

【労組反戦】関東大震災虐殺から102カ年糾弾・追悼行動を実施

関東大震災時に発生した朝鮮人虐殺から102カ年となった9月1日、労組反戦行動実行委
員会が呼びかける追悼行動があり、全国一般東京東部労組からも組合員が参加しました。

1923年の大震災では多くの朝鮮人や中国人が、日本の軍、警察、そして「自警団」という
形で組織された民衆によって虐殺されました。この日の追悼行動に参加した各労組の組合
員は両国・都立横網町公園で営まれた朝鮮人犠牲者追悼碑前での式典で手を合わせました。
その後、参加者は亀戸・浄心寺に移動し、大震災の混乱の中で労働運動・社会主義運動の
活動家らが軍や警察に虐殺された「亀戸事件」の追悼碑の前でも追悼式を独自に行いまし
た。

最後に参加者全員が感想を発表しましたが、多くの人が先の参院選で「日本人ファースト
」を掲げる排外主義政党が大きく伸長したことに触れました。
102年前に労働者人民が他民族虐殺に加担したという過ちを反省し、差別排外主義を克服
する労働運動をつくっていく決意を語りました。

102年前に植民地からの独立を求めていた朝鮮の人民と日本帝国主義本国での労働運動・
社会主義運動が結合することを支配階級は何よりも恐れていました。
両者の分断を図るために当時の政府や資本家は朝鮮や中国への差別排外主義を扇動し、日
本の労働者人民に他民族敵視を植え付けて戦争に動員しました。
外国人への差別排外主義が煽られている現在も同じです。
支配階級が流す「国益」主義に惑わされず、日本の労働者人民は今度こそ被抑圧民族との
団結を勝ちとらなければなりません。

今年は治安維持法が制定されて100年ですが、労働運動が戦争反対を貫くためには国家権
力の弾圧に屈さず打ち勝つ必要があります。
亀戸事件で殺された先輩たちの無念を引き継いで戦争と差別をなくす労働運動をともに闘
っていきましょう!

■参照ブログ記事
https://note.com/tobu19681226_001/n/n869e67958430

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