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「裁判官にはカッターの重さを感じてみてほしい」〜国際興業バス裁判・第四回期日 | ||||||
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堀切さとみ 8月4日、国際興業バスの運転士、槙野圭さんの裁判がありました。四回目の今日は、傍聴席に女性がたくさん。エックスで知ったという人が多く、公共交通労働者の枠をく超えた広がりを実感しました。 職場のロッカーに、脅迫文やカッターを入れられたり、制服を盗まれたり、ネクタイで首を絞められたり。「運転できなくしてやろうか」という切り抜き文字を見たとき、槙野さんはどれほどの恐怖を感じたかと思います。 槙野さんの弁護団は、「ロッカーに入れられたカッターは、文房具店で売っているようなものではない。実際にカッターを見てほしい」と主張。裁判長は「写真のコピーでよいのでは」と押し切ろうとしましたが、弁護団は許しませんでした。槙野さんがなぜ、精神を患うまで追い詰められたのか。現物を手にとって、その重みを感じるべきだと粘りました。「いろいろと手続きが難しい」と言いながらも、何とか「検討する」という言葉を引き出しました。 被告側は槙野さんに非があるように見せたいのか「労災申請当初は言っていなかったことを、今になって言い出すのはおかしい」等と反論しているようですが、精神疾患を患った槙野さんにとって、思い出すことがどれだけ過酷なことか。裁判官は想像してほしいと思います。 傍聴を終え、別室で報告会をしました。別のバス会社で働く労働者が「自分も上司に『この業界で働けなくしてやる』と言われた。槙野さんと同じだ。公共交通は人の命を守るのが仕事だろうが。全然守ってないよ!」と叫びました。 次回期日は11月10日(月)11時30分より東京地裁530法延です。 Created by staff01. Last modified on 2025-08-04 23:09:08 Copyright: Default |