報告:第96回日比谷メーデーに3000人/韓国民主労総からメッセージ | |
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尾澤邦子(報告)/動画(7分半) 5月の強い日差しの中、日比谷公園野外音楽堂で第96回日比谷メーデーが開催されました。「働く者の団結で生活と権利、平和と民主主義を守ろう」と約3,000人が集まりました。 サブスローガンは、同日代々木公園で開催された中央メーデーと同じものだとのこと。 ★大幅賃上げ実現!労基法解体を許すな!社会保障の充実を! 主催者あいさつで、中小民間労組懇談会代表の中島由美子さんは「平和と民主主義を守るため、世界の労働者と共に闘っていこう」と話しました。連帯あいさつでは、統一メーデーに向けて努力しようというお話の中で、北海道で23歳の看護師さんが厳しい労働環境により過労自死したという実態が話されました。 来賓あいさつで大椿ゆうこ参議院議員(写真上)は、「有期雇用という働き方はおかしい」と非正規職で首を切られ、労組で闘った経験を話し、「今の働き方を変えていきたい」と訴えました。一緒に登壇した山城博治さんは「戦争を止めるため沖縄もがんばる。団結しよう」と訴えました。 韓国の120万労働者を組織する韓国民主労総からのメッセージが読み上げられました。昨年12月からの尹錫悦大統領の弾劾・罷免の闘いの中で「道を切り開く民主労総」と言われ、市民たちと共闘してきたとのこと。やっぱりすごいな思います。 決意表明では、労働法制改悪に反対する闘い、全統一アフリカンユニオンの仲間の訴え、5・3憲法大集会実行委員会の菱山南帆子さんからの訴えがありました。 集会の後、鍛冶橋コースと土橋コースに分かれて、デモ行進が行われました。 私は、韓国オプティカルハイテック労組を支援する会のチラシを持ち、野音入口で配布しました。労組の闘いは、工場の屋上で476日間籠城を続けていたソ・ヒョンスクさんの体調が悪化して地上に降り、現在パク・チョンヘさんががんばって籠城を続けています。命を懸けて「雇用継承」を訴えているのに、日東電工は首を切ったその責任を感じないのかと、腹立たしく思います。 民主労総のメッセージの中で、日本で支援する仲間たちへの感謝が述べられていたことをうれしく思いました。 Created by staff01. Last modified on 2025-05-01 18:10:24 Copyright: Default |