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共同テーブル:戦争にのめり込む岸田政権を批判〜「めげずに笑いながら闘っていこう」

動画(1時間50分)

 5月23日に共同テーブル第10回シンポジウムは、望月衣塑子・青木理・海渡雄一・佐高信(司会/共同テーブル代表)の豪華メンバーだった。第一部に登壇したのは、社会人講談師の甲斐淳二さん(写真)。オリジナルの新作「房総・花物語」(30分)を張り扇を「パパーン」と叩いて名調子で語る。一瞬にして250人の聴衆を戦時下の房総半島に引き込んだ。講談は、官憲の眼を盗んで、「花はこころのご飯」と命を賭けて花を守った母と子の実話である。非国民と言われたこの人たちが、戦後の生きる希望の道を開いたという事実に、目頭が熱くなる結末だった。甲斐さんは「これは過去の話ではない。いままた『花禁止令』が作られようとしている」と訴えた。

 第二部のパネルディスカッションで、望月さんはメディア問題、青木さんは公安警察、海渡さんは「経済安保法」の観点から、次々に問題提起があった。海渡さんは、スライドを使ってわかりやすく解説。「戦前も秘密体制づくりから戦争準備が始まった。現在の秘密保護法、共謀罪法、経済安保法などの流れは、戦前の『戦争体制準備法』の流れとほぼ同じ。とても危ない状況だ」と指摘した。4人の話からは、戦争にのめりこむ岸田政権の危険性が浮きぼりになった。

 会場から「これからどうしたらいいのか?」という質問があった。佐高さんは当惑しながらも「それぞれ考えるしかない。でもめげずに笑いながら闘っていこう」と締めた。(M)

共同テーブルHP


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