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LNJ Logo 袴田事件:速やかに裁判のやり直しを ―東京高裁は特別抗告するな
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投稿:酒井徹

袴田事件:速やかに裁判のやり直しを ――東京高裁は特別抗告するな―― https://imadegawa.exblog.jp/32969920/ ■東京高検に市民の声を! 袴田事件の再審を認めた東京高裁の決定を不服として 東京高検が最高裁に特別抗告する方向で検討していると 報じられています。 最高検と協議して20日までに決めるとのことです。 これを受けて私は、 検察側が袴田事件について特別抗告することなく 速やかに再審に応じるよう改めて求めます。 そもそも袴田巌さんへの死刑判決には、 これまでから言わゆる「はけないズボン」など 数々の疑義が呈されてきました。 今回の争点は、 「犯行着衣」とされた、 みそ樽の中から見つかった「5点の衣類」に付いた 血痕でした。 東京高裁は、 赤みの残る衣類は発見前の短期間しか みそに漬かっていなかったとし、 衣類発見時に 逮捕されてから既に1年以上たっていた袴田さんを 「犯人と認定できない」と言っています。 「第三者がみそ漬けにした可能性が否定できず、 事実上、 捜査機関の者による可能性が極めて高いと思われる」 として、 裁判の やり直しを認めました。 袴田さんは、 捜査機関によって ねつ造された疑いのある証拠によって 死刑判決を受け、 死刑の恐怖の下で過ごしてきたのです。 東京高裁は袴田さんの釈放の維持も決めました。 しかし、 2014年に釈放されてからも ずっと、 袴田さんは「街を歩く死刑囚」であり続けています。 87歳の袴田さんは 人生の半分を「死刑囚」として生きてきました。 47年も牢獄で過ごした袴田さんは、 「世界で最も長く拘置された死刑囚」とも言われています。 残された時間は決して長くありません。 そもそも、 今回の東京高裁決定の決め手となった 衣類の血痕の赤みが分かるカラー写真は、 再審請求審の中で裁判所の求めに応じて 検察側が初めて開示したものでした。 再審請求審がここまで長引いたのは、 検察側が第1次再審請求で証拠の開示を拒み、 公平な判断がなされてこなかったことに在るのです。 検察側は、 新証拠が元の裁判に出ていれば 有罪にはならなかったという東京高裁の決定を重く受け止め、 速やかに裁判の やり直しに応じて 再審公判に移ってほしいです。 特別抗告は まだ決まったわけではありません。 袴田事件の特別抗告断念を求める声をを 東京高検↓に伝えましょう! https://www.kensatsu.go.jp/kakuchou/h_tokyo/x.goiken.html 袴田事件の特別抗告断念を求める署名に 協力しましょう! ↓ https://www.change.org/p/%E5%86%A4%E7%BD%AA%E8%A2%B4%E7%94%B0%E4%BA%8B%E4%BB%B6- %E6%A4%9C%E5%AF%9F%E5%BA%81%E3%81%AF%E5%86%8D%E5%AF%A9%E9%96%8B%E5%A7%8B%E3%82%9 2%E8%AA%8D%E3%82%81%E3%81%9F%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%AB%98%E8%A3%81%E6%B1%BA%E5%AE% 9A%E3%81%AB%E5%AF%BE%E3%81%97%E3%81%A6%E7%89%B9%E5%88%A5%E6%8A%97%E5%91%8A%E3%82 %92%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A7%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84 -- 名前:酒井=徹(さかい=とおる) 住家:〒454-0013 愛知県名古屋市中川区八熊一丁目12番6号 明治第4ビルディング205号 電話番号:070-4531-5528 電子郵件宛先:sakaitooru19830822@gmail.com 網誌(酒井徹の網絡日誌):https://imadegawa.exblog.jp/ 粒やき網誌(酒井=徹):https://twitter.com/SAKAI_Tooru

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