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「暴行」でっち上げが暴露される!〜サンケン尾澤孝司事件・第5回裁判

尾澤邦子

 2月27日(月)午前10時、尾澤孝司さんを支える会や尾澤孝司裁判を支援する仲間たち1 0数人が集まり、さいたま地裁吉村真幸所長に面会を求めました。これまでに「大法廷で の公判」と「傍聴整理券の交付を通常通り公判30分前に」という要請書と質問書を何度も 提出してきましたが、回答がありませんでした。

 裁判所の建物に入ろうとすると阻止され、総務課の課長補佐から「ここでお答えします 。所長は会いません」とのこと。事前に電話をしてあり、回答してほしいと申し出ている のに、寒風吹く中で立ったままで理由も言わずに「会いません」では納得できません。市 民の傍聴する権利、憲法82条に保障する裁判の公開原則をさいたま地裁はなぜ守らないの かと思います。

 午後1時半からの公判に対し、12時半までに整理券交付のため並ぶようにと言われ、61 名が列を作りました。その後遅れてきた方も何人かいました。44人が傍聴券を手にしまし たが、大法廷で行えば全員傍聴できるのにと思いました。

 第5回公判は、弁護側証人として、2021年5月10日、逮捕現場である螢汽鵐吋鹽典ち阿 共にスタンディングアピールを行っていた松平直彦さんが出廷しました。

 松平さんは、当日、サンケン電気に対し、コロナで日本に来られない韓国サンケン労組 にかわり、労組との交渉要求、解雇撤回を求めてサイレントスタンディングを行っていた と証言しました。荒木弁護士の質問に答えて「尾澤さんが警備員と何か話していることに 気づき、何を話しているのかと思い、近づいて聞いた。尾澤さんは、韓国の労働委員会で 、労使で話し合うようにという『和解勧告』が、期限付きで出されたことと、それを本社 の責任ある人に伝えたいので通すように話していた。警備員は、門の中にある受付に行こ うとした尾澤さんの前に立ちはだかって阻止した。尾澤さんが前に行こうとすると押し戻 していた」と話しました。

 荒木弁護士は、証拠として提出されている会社の門前にある3台の防犯カメラのビデオ から、コマドリした写真を提示しながら、これはどういう場面かと、ていねいに聞いてい ました。松平さんは「尾澤さんは両手でプラカードを持った状態で高山警備員と接触し、 1メートル位を進んだり、押し戻されたりしていた」と証言していました。松平さんは二 人から20〜30センチくらい離れたところにいたそうですが、尾澤さんが力づくで一気に押 し出された時には、自分も他の警備員から一緒に押し出されたと言っていました。プラカ ードは段ボールの柔らかいもので、それを振り回したわけでもなく、また尾澤さんに加勢 する人がいたわけでもなく、「暴行」がいかにいいかげんなでっち上げであるかが暴露さ れました。

 また警備員の業務を妨害したという「業務妨害」についても、「通常の朝の警備は1〜2 人なのに、韓国サンケン労組を支援する会や埼玉市民の会の行動があるときには、6〜10 人に増員され威圧的に門前に並んでいた」と証言し、警備員が業務で行動を監視・抑止し ていたことを明らかにしました。

 法廷の両サイドには大きな画面があります。弁護人や検察官が提示するビデオや写真が 映し出されて、傍聴人も見ることができるものと思います。この日は何枚も証拠写真が提 示されていましたが、大画面は使われず、傍聴人は何が問題なのかわからない状態でした 。憲法82条には裁判の公開の原則があります。傍聴人にも画面を共有するべきだし、その ための大画面なのではないかと、さいたま地裁の怠慢だと思いました。

 次回公判は4月26日、韓国から元韓国サンケン労組副支会長で現民主労総副委員長のキ ム・ウニョンさんが来ます。大法廷で大結集で尾澤さんの無罪をさらに明らかにしたいと 思います。


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