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日韓連帯運動弾圧、暴行でっち上げを許さない!/2.10「尾澤裁判の勝利をめざす報告集会」

尾澤邦子

 大雪警報が出て、冷たい雨がそぼ降る2月10日(金)夜、文京区民センター2A会議室に はほぼ満席の135名が集まり、「尾澤裁判の勝利をめざす報告集会」が開催されました。 寒くて、雨では誰も来ないのではと心配しましたが、なんのその、「今日の集会に来る人 は、雪が降ろうが雨が降ろうが絶対集まる人たちですね」と中小労組政策ネットの鳥井一 平さんもあいさつで言っていましたが、とてもありがたく、また、身が引き締まる思いで した。司会は、韓国サンケン労組を支援する会共同代表で東京全労協副議長の中原純子さ んが行いました。韓国からKBSテレビが取材に来ていました。

 韓国サンケン労組を支援する会共同代表で、全労協議長の渡邉洋さんは主催者あいさつ で「尾澤さん逮捕は、労働者・市民の闘いに対する弾圧であり、闘いの攻防に対する資本 家の恐怖の現れです。裁判所は尾澤さん支援の労働者・市民を、あたかもならず者のよう に敵視し、法廷から排除しようとしていることは、憲法82条の定める公開法廷の原則に反 するものであり、言語道断です。尾澤さんの完全無罪を勝ち取るまで、この闘いを終わら せるわけにはいきません」と話しました。

 尾澤さんの無罪を確信するビデオが上映されました。不当な逮捕にあらためて怒りがわ きました。

 経過報告は、韓国サンケン労組を支援する会の内田正さんが行いました。内田さんは「 尾澤さん逮捕を指揮したのは、さいたま県警の公安。日韓等の事情はあるが、反社勢力・ 組織的犯罪というストーリーを作り上げた。善良な市民たちの行動なのに。裁判所は事実 を調査しなければならないのに、このストーリーに乗ってしまった。2月27日からはこち ら側の証人が出廷することになる。攻勢を強めていきたい」とさらなる支援の訴えを行い ました。

 元韓国サンケン労組副支会長、現民主労総副委員長のキム・ウニョンさん(写真上)からのビデオ メッセージが上映されました。ウニョンさんはメッセージで「尹錫悦政権が米国の世界覇 権戦略に乗り、日本との関係改善を図ろうとしています。民主労総に対しては先日、600 人の警察を動員して事務所に家宅捜索を行うなどの弾圧を行いました。労働者を敵に回し 、歴史を後戻りさせる政権は、必ずや民衆の審判を受けるでしょう。その闘いを民主労総 は準備しています。日韓労働者の連帯闘争に立ちはだかったのが日本の資本と政府の弾圧 で、尾澤さんはその弾圧を受けました。だからこそ私たちは共に闘わなければなりません 。尾澤さんの無罪を日韓労働者国際連帯の輝かしい成果にしなければなりません」と訴え ました。

 ノレの会とゆいの会が、サンケン闘争の中でつくられた歌「明日を信じて」の合唱を行 いました。

 弁護団から荒木昭彦弁護士(写真上)と、浅野史生弁護士が報告を行いました。荒木弁護士は「ケ ガがない暴行事件で逮捕されて、勾留されること自体がめずらしい。起訴の段階でわざわ ざ『威力業務妨害』が加わった。尾澤さんは警備員には用事がないので、押し合いになっ たのは警備員が近づいてきた結果。それを『暴行』と言っている。増員された警備員の『 業務』は、支援者に対応することであり、まさに『業務』をやっていた。警備員は尾澤さ んよりも強い力を加えて尾澤さんを外に排除した。尾澤さんのやったことは『暴行』にな って、なぜ警備員のやったことは『暴行』にならないのかということになる。『暴行』は 、でっち上げたものだと言える。これを公安事件としたのは、韓国サンケンの争議を日本 で支援したことによる。韓国サンケン争議や日本の支援行動が正当なものであることも今 後の裁判で明らかにしていきたい」と話しました。

 浅野弁護士は「『暴行』と言われているのは、単なる押し合い。尾澤さんは慶南地方労 働委員会の和解勧告をサンケン電気に伝えに行った。これから弁護側立証、裁判所の不当 な訴訟指揮に対しては、弁護団からも抗議していきたい」と、共にがんばる決意がありま した。

 JHU、JAL被解雇者労働組合から連帯のあいさつがありました。また尾澤さんが住む葛飾 で救援活動を行っている「尾澤孝司さんを支える会」は、警察や検察への申し入れ、裁判 所への署名活動などやってきたことを報告しました。現在、裁判所に対して大法廷で行う こと、傍聴整理券の交付を30分前にすることなどの要請をしていることも話しました。

 当該の尾澤孝司さん(写真上)から、支援へのお礼と決意の表明がありました。尾澤さんは「裁判 は、サンケン電気の業務ではなく、警備員の業務を妨害したとすり替え、サンケン争議の 原因を語ることから逃げている。『威力業務妨害』は、関西生コンなどで運動をつぶす方 法として使われている。最近ではビラまきや組合活動も『威力業務妨害』だと弾圧してく る。これを許していたら組合活動や市民運動もできなくなる。今あらたな戦前と言われる が、戦争に向かう中で市民の権利・民主主義を破壊する、労働運動を破壊するということ が歴史の教訓としてある。ひとつひとつの現場での闘いを展開していく必要があると思う 。この闘いは、労働運動に対する弾圧だということを強調したい。裁判の中で、サンケン 闘争の正当性、会社の廃業・解雇の不当性を堂々と主張してこれからの公判を闘っていき たい。裁判所は強権的な訴訟指揮をしているけども、みなさんのご支援にこたえて、無罪 判決をめざして闘っていきたい」と決意表明しました。

 行動提起は、尾澤孝司裁判を支援する会・埼玉の白田真希さんからありました。「傍聴 には入れないかもしれないけど、列に並ぶこともまた闘いなんだという思いで集まってほ しい。韓国サンケン労組に連帯する意味でも、この尾澤裁判、絶対に勝利しましょう」と 元気よくあいさつしました。

 閉会のあいさつと団結がんばろうは、韓国サンケン労組を支援する会事務局長で、中小 労組政策ネットワークの鳥井一平さんからありました。「裁判はクールにひとつひとつ事 実を示し、尾澤さんの無罪を勝ち取っていきたい。また熱く、日本と韓国の労働者の連帯 を共有していきたい。新たな闘いが始まろうとしている。『韓国ワイパー』において全員 解雇されようとしている。日本の会社は『デンソー』まさにトヨタ。韓国労働者と連帯し て、一緒に闘っていけるような体制がつくれたらと思う」とあいさつし、「日本と韓国の 労働者は連帯して、すべての労働者の生活と権利のために、尾澤さんの無罪判決を勝ち取 るために、団結してがんばろう!」とこぶしを上げました。

1,<公判予定>
第5回 2/27(月)午後1時30分〜3時30分 松平直彦証人(韓国サンケン労組と連帯する 埼玉市民の会)
    事前集会12時から裁判所前、傍聴整理件交付12時30分まで
    報告集会 裁判終了後(3時30分から)社民党会館3階会議室(埼玉県庁正門前)

第6回 4/26(水)午前10時から午後5時 金ウニョン証人(韓国サンケン労組副支会長/ 民主労総副委員長)
    事前集会 8時30分から裁判所前、傍聴整理件交付9時00分まで
    報告集会:18時〜埼玉会館7階会議室7A

第7回 5/17(水)午前10時から午後5時 被告人質問
        事前集会 8時30分から裁判所前、傍聴整理件交付9時00分まで
    報告集会 裁判終了後(5時から)社民党会館3階会議室(埼玉県庁正門前)

第8回 6/20(火)午前10時〜12時 論告求刑と最終弁論
    事前集会 8時30分から裁判所前、傍聴整理件交付9時00分まで
    報告集会 裁判終了後(12時から)社民党会館3階会議室(埼玉県庁正門前)

第9回 追って指定する(遅くない時期に)

2,<裁判所への抗議申し入れと、駅頭宣伝>
2月16日(木)
 午後4時〜さいたま地方裁判所へ抗議要請行動、さいたま裁判所前集合
◆午後5時から6時、JR浦和駅西口にて駅頭宣伝活動

3月29日(水)も同時間帯で行動予定


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