APCが「ヘイトスピーチと闘う国際デー」キャンペーンを実施 | |
[MenuOn] Home | ニュース | イベント | ビデオ | キャンペーン | 韓国 | コラム | About | Help [login ] | |
小倉です。JCA-NETが加盟している進歩的コミュニケーション協会(APC)がヘイトスピーチ への対抗キャンペーンを始めます。JCA-NETの簡単な前書きとAPCのよびかけをウエッブに 掲載しました。全文は長くなるので以下、JCA-NETの前書きのみ掲載します。 キャンペーンは、SNSのハッシュタグでのメッセージの発信というもので、あまりインパ クトがないように思うかもしれませんが、国によってはこうした行動すらかなりリスクを 覚悟しなければならない場合があります。 APCのニュース(JCA-NETの前書き付き) https://www.jca.apc.org/jca-net/ja/node/199 ソーシャルメディア・キット https://www.jca.apc.org/jca-net/ja/node/198 ソーシャルメディアはTwitterやFacebooなどを想起するかもしれませんが、フリーのオプ ンソースによるソーシャルメディア(たとえば、mastodonとか)での発信を推奨しています 。 以下、JCA-NETのまえがきのみ転載します。 ===================== (JCA-NETの前書き)日本政府は先頃、ヘイトスーチ対策を理由とした刑法改正によって侮 辱罪の厳罰化を導入しました。ヘイトスピーチは深刻な人権問題です。しかし、日弁連は 「侮辱罪について、法定刑を引き上げ、懲役刑を導入することは、正当な論評を萎縮させ 、表現の自由を脅かすものとして不適切であり、また、インターネット上の誹謗中傷への 対策として的確なものとは言えない」など反対の声明を出し、人権団体や社会運動団体か らも批判が相次ぎました。ヘイトスピーチ対策が言論表現の多様性への抑圧になりかねな い事態が、日本だけでなく世界的にも問題になっています。しかも、伝統的なメディアに 比べてインターネットのプラットフォーム企業による表現領域への規制や検閲、あるいは 利潤を優先してヘイトスピーチに適切に対処しない事態も深刻です。 APCは、主にグローバルサウスに拠点を置くコミュニケーションの人権運動の国際ネット ワークとして、国連のヘイトスピーチに対抗するための国際デーにあわせて、グローバル サウスが抱える深刻なヘイトスピーチへの対抗アクションを提起しています。政府、企業 、国際機関に適切な対応を求めることも重要ですが、ユーザー自身が自分のメディアツー ルを使って、対抗アクションに参加し、自らヘイトスピーチを許さないという意思を表示 することは、大切なことでもあります。こうした私たちの小さなアクションを通じて、偏 見や差別を当然とする文化的な価値観に挑戦することなしにはヘイトスピーチをなくすこ とはできないでしょう。 JCA-NETとして独自の取り組みは予定できていませんが、APCの呼びかけと連携して、この キャンペーンを日本語で提供することで、協力をします。ソーシャルメディアキットの文 例などを参照しながら、ぜひみなさんが使っているSNSなどで、#NoToHate(国連公式ハッ シュタグ) #ChallengeHateOnline(APCキャンペーンハッシュタグ)とともに皆さんのヘ イトスピーチを許さないというメッセージをぜひ発信してください。(JCA-NET理事、小倉 利丸) toshimaru ogura rumatoshi@protonmail.com http://www.alt-movements.org/no_more_capitalism/ Created by staff01. Last modified on 2022-06-18 11:49:35 Copyright: Default |