民衆の抵抗史を再現する講談の力/「あるくラジオ」甲斐淳二さん | |
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民衆の抵抗史を再現する講談の力〜「あるくラジオ」甲斐淳二さん根津公子*甲斐淳二さん(中央)とパーソナリティのしまひでひろさん(右)ささきゆみさん(左) 皆さん、10月15日の「あるくラジオ」、「民衆の抵抗史を語り継ぐー甲斐淳二(織淳)さんに聞く」を聴かれましたか? 社会人講談師の甲斐さんのお話と講談、とてもよかったので、まだの方にお勧めします。
甲斐さんは2011年3月11日の地震により福島第一原発の放射能事故が起きたことで、明治時代からのこの国のあり方を考え直さなくてはと、公害の原点「足尾鉱毒事件」について勉強を始め、まずは正造のお墓参りから。文献に当たり、秋水と堺利彦の声色や互いの呼び方まで、調べ考えたという。「100年前も今と同じ、加害者は責任を取らない」。こうして講談が誕生したことに感銘を受けた。 甲斐さんは大学卒業後、青函連絡船(旧国鉄)の航海士として就職し、国鉄民営化で解雇される。その半生についてのお話も聞くことができた。 Created by staff01. Last modified on 2022-10-16 22:24:26 Copyright: Default |