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●レイバーネットTV172号(9/28)「安倍国葬と原発」

時代は転換点! 鎌田慧さん吉沢正巳さんから生きるヒント

堀切さとみ(172号企画担当/写真左)

アーカイブ録画(78分)

 国葬は終わった。日に日に反対が増え、マスコミも「国を分断した」と報道せざるを得 なかったが、強行してしまえばきっと国民は忘れるだろう。・・・そんな自民党の思惑通 りにはさせまいと、翌日28日にレイバーネットTVを放送した。

 ゲストは、国葬反対デモを呼びかけた鎌田慧さんと、福島原発から14キロの「希望の牧 場」で、被ばくした200頭の牛を生かし続ける吉沢正巳さん。吉沢さんは国葬当日、カウ ゴジラ号で都内を駆け巡り「国葬糾弾」を訴えた。

 お二人とも出演を快諾して下さったが、私は緊張で眠れなくなってしまった。何しろ鎌 田さんは学生時代に初めて出会ったジャーナリスト。人生の岐路で『教育工場の子どもた ち』『自動車絶望工場』を読み、大いに影響を受けた人だ。そして、吉沢さんは話し始め たら一晩でも二晩でも止まらない熱い人。二日間牧場を留守にしたことはないという中、 何とか工面してスタジオに来てくれるという。それが嬉しくもあり、プレッシャーでもあ った。

 国葬に関するメディア報道を見聞し、何度も前説を書き換えながら、放送当日を迎えた 。吉沢さんは一番乗りでやって来て、スタジオ設営を手伝ってくれた。原発の時代を終わ らせたい一心で作ったという『決死救命団結』の赤い旗をどう見せようか、苦心する吉沢 さんは、東京農大全学連の委員長だったという姿を髣髴とさせた。そして本番30分前。80 歳を超えた鎌田さんがスタジオに到着した。「『国葬は結局やられてしまった』という意 見もありますが、どう思いますか?」とたずねてみると、明快な答が返って来た。「そり ゃあ相手はどんなことをしたってやりますよ。やらないわけないじゃないですか。大切な のは我々がどれだけ運動を作れたかですよ」。その一言で、ああ、鎌田さんは活動家なん だと思い、この放送はきっとうまくいくと確信した。

 本番ではもう、二人の話にゾクゾクするばかりだった。「自民党の腐敗が、この国葬に 全部集中して現れた」「国葬も原発もすべてはカネまみれ。合理性も科学性もなく、力だ けで押し通す」「浪江町のように原発に反対した町でさえ、カネの力で、漁師たちが汚染 水に反対できずにいる」・・・こんな、どうしようもない現実を前にしても、なぜか希望 がわいてくる。理由は明快。それに抗う人がいるからだ。鎌田さんは吉沢さんを指して「 たった一人でも命と向き合う。そういう思想は今までなかった」という。いつだって歴史 は、一人で頑張る人によって動いてきたのだ。そして、再稼働を求める人たちは「アンダ ーコントロールと言って消えた人」と共に、心中する覚悟があるのかと、吉沢さんは問い かける。

「総理大臣といえば安倍さん」と思っている若い世代にこそ、この放送をみてほしいと思 う。時代は転換点を迎えた。鎌田さんと吉沢さんの中に、生きるヒントをみつけることが できるはずだ。


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