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「国葬」強行に心底怒り〜9.27反対行動に参加して

尾澤邦子

 7割近くの人々が「反対」や「疑問」の声を上げているのに、それを無視して「国葬」 を強行したことに対して心底怒っています。

 9月27日朝、新聞を見て、じっとしていられず、重い脚を引きずり、12時半からの日比 谷公園「中幸門」での集会に参加しました。公園内は様々なのぼりやプラカード、「国葬 反対」のボードを配る人、「利権まみれの甘い汁と腐敗の味」もりかけそばを宣伝する人 など、にぎやかでした。参加者は1,000人位と聞きました。

 鎌田慧さんがあいさつし「堂々とうそをつく不正政治をやってきた安倍政権」と批判し ました。そして「私たちはもっともっと怒って、私たちの生活が豊かになるような政権を 勝ち取ってゆこう」と訴えました。落合恵子さんは「7人に一人のこどもが貧困の中にい るということは、7人に一人の女が貧困の中にいるということでもある。私たちの血税は そういった市民の暮らしにこそ使われるべき。国葬は、何のための誰のためのものか。次 の世代に向けて、抗議する権利があること、これが民主主義の始まりなんだということを 残していこう」と話しました。

 「統一教会が喜ぶ『国葬』をやって、自民党は統一教会と離れることができますか」と 、佐高信さんは統一教会とズブズブの自民党を批判しました。菊千代さんは「多数の意見 さえも無視する、こんなことは許されない。この秋のいい時に、安倍さんは死んでまでも 気分を悪くさせる」と怒りをぶつけました。松元ヒロさんが登場し、話始めると会場は大 ウケ。水面下ばかり、オモテなしでウラばかりのオリンピックの話しや、政府は「国葬儀 」と言ってるが、これは「国の葬儀だ、もう終わった方がいいですよ」とか、会場の人た ちをさして「こんな人たちが負けるわけないですよ。国葬反対!」など拍手喝采でした。  銀座を歩くデモの先頭では、ジョニーHさんがずっとギターを弾いていました。シュプ レヒコールでは「モリカケ桜の安倍さんですよ」「国葬反対!今すぐやめろ」など楽しく やっていました。途中で抜けて国会正門前に向かいました。

 「国会議事堂前」駅から会場に向かう人の列は途切れることなく続いていました。安保法 制反対の時の国会前行動を思い出しました。平日の昼間であり、年配者ばかりかと思って いましたが、若い人もちらほらと見受けられました。国会議員の話しは短くして、地域で 活動してきた人たちの話が聞きたいと思いました。田中優子さんと坂手洋二さんの発言が よかったと思いました。坂手さんの、天皇が亡くなった時、歌舞音曲の自粛といわれ、抗 議して行動したことなど、大切な話だと思いました。小室等さんの歌は、よかったけど、 長かったと思います。立ったり、石の上に座ったりして窮屈な思いをしながら聴いている のです。2〜3曲にして欲しかったと思います。私は耐えられずに途中で失礼して帰りまし た。


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