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37年前、あの日ここから飛び立った〜「空の安全・争議解決」羽田空港スタンディング

 8月11日12時、JAL被解雇者労働組合(JHU)とJAL争議の全面解決をめざす実行委員会準備会が主催となって、羽田空港第一ターミナル到着ロビー前で、羽田空港アピール行動を行った。一部メディアの「JAL争議解決」先走り報道もあった中で、当該組合、支援者ら130名が集まった。真の解決を目指すために、帰省ラッシュで賑わう羽田空港で、「JAL解雇争議の全面解決」を訴えた。この日は、37年前のJAL123便事故の前日の日でもあり、スタンディングでは、「争議解決」と「安全運航の基盤である労使関係確立」を強くアピールした。

【JALアピール行動開会】

 12時になるとアピール行動に集まる支援者たちが、「JAL解雇争議全面解決」のチラシ配布と横断幕、ボードを掲げ、60分間のスタンディングがスタートした。
 13時、道路を挟んだ駐車場に全員が移動して、JHU山口宏弥委員長がアピール行動のお礼と全面解決を目指す決意を述べた。「JAL解雇争議は解決していません。みんなが納得できる解決の着地点は滑走路です。滑走路以外の解決はありません」。山口委員長の力強い決意を受け、集合写真を撮って、終了した。(宮川敏一)


ーー呼びかけチラシよりーーーーーーーーーーーーーーーー
37年前、あの日ここから飛び立った・・
羽田空港スタンディング

 1985 年 8 月 12 日月曜日 18 時 56 分、羽田発伊丹行 JL123 便が、群馬県多野郡上野村の御巣鷹の尾根に墜落し、乗客乗員 520 名が亡くなりました。事故後、JAL 経営は 4つの誓いを立てました。「絶対安全の確立」「公正明朗な人事」「現場第一主義」「労使関係の安定と融和」。

 しかし 25 年後、JAL は安全のためモノを言う組合を潰すため、ベテラン乗員・客室乗務員 165 名を不当に解雇しました。安全軽視・利益優先の経営は、いったいどれだけの犠牲を払えば改められるのでしょう。不当解雇撤回争議は今年で 12 回目の夏を迎えます。

 事故を知る現役社員は 1 割もいません。赤坂社長の入社動機は 123 便事故で「あのような悲惨な事故を 2 度と起こしてはならない」と思ったそうです。社長である今、連続事故の教訓「安全なくして利益なし」を自覚し、安全運航の基盤である労使関係確立のため JAL 争議を貴方が解決すべきです。

主催 : JAL 被解雇者労働組合 https://jhu-wing.main.jp/
   JAL 争議の全面解決をめざす実行委員会準備会 03-3264-2905


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