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共産党の没落、社民党崖っぷち、れいわの停滞〜三党の連携と前進を望む

高野幹英

 野党全体の厳しさの中でも、れいわ、社民、共産三党が厳しいことになってきました。自民党に妥協しない、貧困層のための真の野党と言っていい三党が伸びない。比例区得票数で見ると、

(1)共産党は2013年515万票、2019年には450万票。そして今回は361万票。公明党とほぼ肩を並べる党でしたが、今ではその半分になってしまった。

(2)社民党はかつて日本社会党時代は1000万票以上もあったのに、自社政権で転んで以来、落ち込んでいます。350万、150万、95万にまで落ちたこともある。しかし福島党首のもとで125万、今回もなんとか125万票を死守した。これはもうブレないコアな支持層だと思います。

(3)れいわ新選組はまだ3年目の新しい党なのでまだ評価は未定というべきかもしれませんが、前回は228万票でした。今回は3万票とちょっと増えた。しかし9年前に東京選挙区で66万6千票だった山本太郎は今回、それより10万票ほど減らしている。

 この三党のより緊密な連携と前進を望みます。日本政治の希望はこの三党の中にこそある。

*写真=ムキンポさん


Created by staff01. Last modified on 2022-07-11 16:37:12 Copyright: Default

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