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社民党・新社会党が参院選を一緒にたたかう!〜岡崎彩子さんが出馬会見


*福島党首と岡崎彩子さん(右)

動画(13分)

 3月9日、社民党の記者会見が参院議員会館で開かれた。ここで来たる参院選で「新社会党・無所属などと全国比例統一名簿をつくり、護憲・弱者ための政治のためにたたかう。緑の党やさまざまな市民団体とも連携していく」との発表があった。参院選では比例統一名簿で最低6人の立候補を予定しており、その一人が新社会党からである。今回、出馬が決まったのは岡崎彩子(さいこ)さんで、新社会党青年女性委員会の代表を務めている。

 会見の冒頭で岡崎ひろみ委員長から、簡単な説明があった。「新社会党は26年の歴史をもつ。1994年、当時の社会党が与党入りを条件に賛成したのが『小選挙区制を含む政治改革』だった。そのとき筋をとおして反対した社会党議員5人が新社会党をつくった。私もその一人だった。時間の経緯のなかで国会議員はゼロになったが、各地に組織があり、労働運動・反原発・市民運動・自治体選挙など粘りつよく活動している」。

 昨年、「改憲」の時代が迫るなか社民党と新社会党の連携の話が一気に進んだ。この日の会見には、社民党・福島みずほ党首と新社会党・岡崎ひろみ委員長が同席し、「今までいろいろあったが憲法を活かす党として一緒にたたかう。政策はまったく一致している」と内外に明らかにした。

 そして注目の新社会党立候補者の紹介があった。岡崎彩子(さいこ)さん、42歳だ。彩子さんは、岡崎委員長の次女である。高齢化が進む新社会党のなかで、青年女性部の頑張るリーダーの一人だった。ひきこもり歴8年のシングル女性。いまの弱肉強食社会の女性差別のなかで、生きづらさを感じていたという。初めての記者会見で緊張し、記者の質問にもよどみながらもしっかり自分のことばで語った。「いまの社会は、女性の人生が決められていて選択肢が少ない。独身の私でも一人で安心して生きていける社会にしたい」そして、「平和憲法の根幹である9条改悪を公言する人たちが台頭し始めていることに、とても危機感を持っている。戦争反対をたたかってきた先輩たちの活動を引き継ぎたい」と。

 ウクライナ危機のなかで、「戦争しない」日本国憲法の価値がいまほど問われているときはない。福島党首は「憲法改悪と新自由主義の命を粗末にする政治を変えたい。そのために出来るだけ多くの人と手をつなぎたい。ネットワーク型で選挙をたたかいたい」と抱負を語った。

 「護憲勢力」の高齢化が進むなかで、次世代を担う42歳の岡崎彩子さんが登場した。自分の性格は「がんこ」だという彩子さん。自らつくった「おんなシングル、それでも生きられる社会を!」のスローガンを掲げて、7月参院選に向けて動き出した。(M)

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