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LNJ Logo 北穂さゆりの出演後記 : 韓国の籠城テントとつないで、生放送
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●北穂さゆりの出演後記(レイバーネットTV166号・2/16)

韓国の籠城テントとつないで、生放送

放送アーカイブ(90分)

今日から新しく始まった企画「きょうのほっとらいん」は、いま話題のスピーカーを オンラインでつなぎ、旬な話をうかがいました。初回お一人目は、核ごみ処分場で揺 れる北海道・神恵内(かもえない)村の村長選に立候補した、瀬尾英幸さんです。立 候補へのいきさつや決意をうかがいました。

もう一人のスピーカー、レイバーネットではおなじみの根津公子さんには、先日亡く なった石原慎太郎元都知事について伺いました。とにかく報道があまりにも酷い。マ スコミが腐ってると瀬尾さん。東京都教員の君が代不起立訴訟の発端は、2004年、ま さに石原都政下おこりました。君が代斉唱時に起立を求める教育委員会と、抵抗する 教職員や生徒。しかしむなしくも君が代斉唱時の起立は常識となっていき、生徒は政 治に関心を失っていきます。根津さんに対しての風当たりもきつくなり、彼女を悪い 教員だとして会談から突き落とした生徒もいたそうです。そのときにほかの教職員は 見て見ぬふりをしました。教員こそが悪いことは悪いと主張すべきだと、根津さんは 語ってくださいました。

さて、今回の特集は、当事者が語る緊迫感がありました。韓国サンケン問題運動中に 投獄された尾澤孝司さんをむかえ、韓国の籠城テントとつないで、この大弾圧につい て深くお伝えしました。

寒さのなかソウルの籠城テントに集まるサンケン労組のみなさんは、最後まで闘いぬ くという決意をかたってくれました。スタジオの尾澤孝司さんにはハートのジェス チャーつきの温かい言葉も。

尾澤さん釈放時の動画が流されると、スタジオでも拍手がわきました。その尾澤さん のお話。留置所に5か月もいたという尾澤さん。「牢名主のようだった」

そもそもは韓国労働委員会から問題はおきました。労使での話し合いの勧告がでたの ですが、地元韓国サンケンの経営者は連絡がとれなかったので、その件でサンケン本 社とと話しあおうとしたときに、暴行罪というでっち上げがおこったのです。

直近にはサンケンの株主総会があり、株主の尾澤さんを総会にこさせない意図もあっ たのだとか。韓国で封じ込めようとしてもインターネットの時代だからこそ、情報は 国際的に流れ、サンケンは追い込まれたようです。そんななかで尾澤をつぶせは運動 が消えるとサンケンはもくろんだようです。ひどいでっち上げだ。

尾澤孝司さんによるスパイ映画のような実際の取り調べ解説や、サンケン労組のみな さんには今後の闘いの展望もうかがいました。くわしくはアーカイブ放送をご覧くだ さい。闘争!(トジェン)


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