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宿がない、手持ち金がない!〜コロナ支援相談村「初日」に208人

 コロナ支援相談村が昨年に引き続き、年をまたぎ大晦日、元日に労働組合、弁護士有志が呼びかけで、新宿区大久保公園で行われた。初日の31日は11時〜17時まで開かれた。閉会後、実行委員会の棗弁護士から初日のまとめがあった。

 以下、棗弁護士の話・・年末年始の相談村が間隔なく各所で続き、行政のやるべきことを補っている。本来は行政のやるべきことだ。本日の来訪者は208名。相談者は148名になった。内訳は、男性109名、女性39名。年代では20代4名、30代8名、60代37名で最高齢は95歳だった。カンパは244万円。昨年は3日間で、344名だったことを見ると、いかに多くなっているがわかる。相談内容も今年の初めから困窮が続いていると答える相談者が多くいた。

 行政の失業対策が全く遅れている。それなのに行政窓口は28日で閉鎖。政治と行政の怠慢が露呈する。寝床に困窮する者に手を差し伸べない。宿がない、手持ち金がない! 唯一空いている新宿区役所にヘ。生活保護申請は豊島区役所にスタッフが付き添い手続きをした。コロナ禍で、相談村から陽性者を出さないと検温は勿論、食料支援にも気を使った。本来なら炊き出し等で、気持ちを盛り上げるところ気を引き締めた。明日の元日は、10時〜16時に開村する。(宮川敏一)


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