神部紅 : 公開シンポジウム「つながれない私たち〜労働組合に期待はできるのか〜」のご案内 | |
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情報提供: 神部紅 神部です。 みなさんお久しぶりです。私は10月でユニオンみえを退職し、この11月から再び東京 に拠点を移し労働運動や労働組合に関わる活動をはじめています。 以下、公開シンポジウムについてのお知らせをしますので参加をひろげていただければ幸 いです。 公開シンポジウム「つながれない私たち〜労働組合に期待はできるのか〜」をZoomを使っ てオンラインで開催します。どなたでも無料でご参加いただけます。 日時 2021年12月19日(日)14:00〜16:00 【プログラム】 司会:上西充子さん(法政大学教授) 法政大学キャリアデザイン学部教授。国会パブリックビューイング代表 『国会をみよう 国会パブリックビューイングの試み』(集英社クリエイティブ、2020年 ) 『呪いの言葉の解きかた』(晶文社、2019年) <報告>(45分) ・ユニオンによる未組織労働者の組織化の意味と課題 神部紅(前・ユニオンみえ書記長/元・首都圏青年ユニオン委員長) 『ブラック企業バスターズ』(グリームブックス、2017年) ・フリーランス・非正規労働者の目から見た労働組合と困窮者支援 和田靜香(ライター) 『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか?国会議員に聞いてみた。』(左右社 、2021年) 『コロナ禍の東京を駆ける』(稲葉剛・小林美穂子・和田靜香編、岩波書店、2020年) ・職場の組織化と地域の組織化 菅俊治(弁護士・日本労働弁護団常任幹事・日弁連労働法制委員会事務局長) アリシア・ガーザ『世界を動かす変革の力 ブラック・ライブズ・マター共同代表からの メッセージ』(共訳、明石出版、2021年) アレクサンドラ・ブラッドベリ―他『職場を変える秘密のレシピ47』(監訳、日本労働 弁護団、2018年) <パネルディスカッション>(30分) <質疑応答>(30分) 【企画趣旨】 ブラック・ライブズ・マター共同代表のアリシア・ガーザは、著書『世界を動かす変革 の力』の中で、黒人コミュニティの組織化についてこう語っています。 “組織化とは、関係を作り、さらにその関係性を活用して、一人ではやりきれないこと を連帯の力で成し遂げることだ。しかしそれだけではない。組織化の使命と目的は、力( パワー)を築き上げることである。”(p.89)。 “エンパワーメントが力(パワー)に 変換されない限り、私たちが暮らす環境が変わることはない” (p. 90)。 同書に記されているように、コミュニティの組織化には、粘り強さ、忍耐力、責任が求 められる(p.90)。働く人たちの組織化も同様だろう。さらに日本の場合は、力(パワー )を持つことの重要性や、組織化の重要性が、組織化されていない人々にはイメージしづ らく、地域における組織化であれ、働く人たちの組織化であれ、より困難であると考えら れる。 本シンポジウムでは、働く人たちの組織化の意味や課題という論点を、組織化を進めよ うとする運動の内側の視点と、組織化の必要性を感じにくい外側の視点、その双方から考 えます。また、組織化の意味を、若い世代がどう考えているか、若い世代にどう伝えてい るか、も検討します。さらに、職場の組織化に取り組む労働運動と地域における組織化に 取り組む社会運動が連帯することには意味があるのか、意味があるのならばどのような課 題があるのか、も合わせて考えたいと思います。 ※参加を希望される方は、公開シンポジウム開催前日の午後3時までに以下のURLで申し 込みをしてください。 https://forms.gle/4HdXYju64SDVisNS6 主催:法政大学フェアレイバー研究所 http://fair-labor.ws.hosei.ac.jp/ Created by staff01. Last modified on 2021-11-16 13:45:14 Copyright: Default |