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渡部通信:維新の政治は新自由主義教育の実験場になっている
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の渡部です。
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今回の衆院選で維新の会が躍進し、あたかも大阪で、
維新の「諸改革」が進んでいるかのように思われている。
しかし、その大阪で小学校の久保校長がこの5月に、
大阪の教育の在り方を批判する「提言」を出した。
その中で彼は「学校は、グローバル経済を支える人材という『商品」を
作り出す工場と化している」と述べていた。
そして、その提言を支持する校長たちも出てきた。

すでにいくつかのMLで
「子どもに『教育への権利』を!大阪教育研究会」の井前弘幸さんから
紹介されているが、
衆院選当日(10月31日)、大阪では教育研カフェ
「大阪は新自由主義教育の実験場になっている!
語り合おう!大阪の教育の現状とこれから」
という討論会が開かれた。

そこには資料として、
久保校長を支援する大阪市立港中学校 名田正廣校長の
大阪市教委への「提言書」(7月)
が出されていた。

すでに読まれた方もおられたと思うが、
この名田校長の「提言書」には、
この間の維新による新自由主義的な「改革」により、
いかに学校現場が疲弊し、教員も集まらず、
管理職のなり手もなくなり、
こどもたちの不登校も増加してきている、
ことが具体的に述べられている。

これを読むと、
大阪は新自由主義教育の実験場になっており、
その結果どういうことが起きているかが良く分かる。
そして、今後維新がさらに伸び、
「GIGAスクール構想」などが全国化すれば
どういう事が起きてくるかがよくわかる。
一言でいえば「人間を大事にしない教育」である。

今実験場の大阪で起きていることは
明日の日本で起きることである。

久保校長と名田校長の告発は
現場を預かる責任者からの、子どもや教職員、
そして民主教育を守るためのやむにやまれぬ叫びである。

添付しますので、名田校長の「提言書」を是非お読みください。

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【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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