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「強制送還されたら死刑にされてしまう」〜入管法集会でミャンマー人女性が悲痛な訴え

 4月22日、参院議員会館で「入管法改悪反対を訴える院内集会」が開催された。今回の改悪の1つは、3回以上難民申請すると強制送還の対象になることだ。参加した当事者の訴えを紹介したい。なお集会は国会議員・メディアに限定されたが、オンライン配信による視聴は約600人に達した。(松本浩美)

●ミャンマー人女性(少数民族のPさん、複数回難民申請するも認定されていない)
 私の生まれたところは、女性にとって危険なところでした。なぜなら、軍隊が女性を無理やり連れさって強かんし、殺していたからです、女性をさらって、中国に売ってしまいます。そのような危険の中に置かれていたので、私は小学校になる頃に親戚のいる別の場所にあずけられて、学校に行きました。ミャンマーでは軍による少数民族の弾圧は、70年近く続いています。カチン、カレン、シャン州では政府軍による攻撃が続いており、現地の少数民族の人たちの多くは家を離れて、難民キャンプに避難している人がたくさんいます。今年、軍によるクーデターが起き、ミャンマー全土で軍による市民の弾圧が行われています。でも、これはカチン民族にとって前からずっと同じなのです。私が今ミャンマーに送り返されれば、逮捕され、死刑にされてしまいます。そのことをわかってください。私は日本で、難民として保護され、夫と子どもたちと安心して暮らしていくことを望んでいます。どうか私と家族をバラバラにすることなく、難民として認めてください。

*国会前では入管法改悪反対の座り込みが続いている。本日(4月23日)は150人以上が参加した。→移住連HP(今後の予定など)


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